2013年8月13日火曜日

GOOGLE











グーグルが中国から撤退するとの報道。少し前にも中国版ツイッタ―が2時間で閉鎖されたという記事を読んだ。2003年から二年間上海に住んだ経験からその時の話をするとたいていはレイシストとの謗りを受ける。だが中国ではとうてい信じられないことがままある。

例えば、滞在中公安からの携帯メールを二度受けた。内容は詐欺に気をつけろとか言うたわいない類のもの。しかし「何故公安からメールが」の疑問は残る。また上海の友達が「あんた大丈夫か」と団地の委員から声をかけられたという話になんでと応じると、二人目の子供ができないように気をつけろと言う事よと。えッ、と言うと「まだ知らないことあったネ」と言われた。

中国はもうGDPも世界第二位になるという状況。人権問題に敏感な欧米諸国もその経済の勢いに中国に迎合する流れ。そこでグーグルが経済的損失を考慮したうえで、中国のセンサーシステムに対抗したことにエールを送る。これでたとえ「中国版検索サイト」が閉鎖されたとしても世界の流れを知る手段はまだいろいろと残されているはず。グローバリゼーションの流れに逆らっての、そして人権問題を無視しての「世界第二位」の発展はありえないだろう。









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