『川端康成 異相短編集』は、もうだいぶ前に読み終わっているのですが、なかなか感想文が書けないです。
ひとつには、本の感想の前に「何故わたしは古典文学に親しめないのだろう?」というところに考えが引っ掛かっているからです。
もうひとつは、最近囲碁の調子が上がってきました。それで何よりも先に囲碁の研究に励みたいと。ついつい囲碁の方に時間を費やしてしまいます。
わたしは、虎丸ちゃんが好きです。それから上野愛紗美さん。ふたりの棋風が好きだから。しかし、わたしの囲碁の勉強には役立ちません。なぜなら、彼らは「異次元」の棋風だから。
役に立つのは、何と言っても一力さん。そして、藤沢里奈さん。王道ながらも個性的。とても参考になります。
一力さんは強いです。一力さんに今勝てるのは、井山と虎丸ちゃんだけではないかと。。。
囲碁の対局はNHK杯しか見ません。テレビで見られるのはそれだけだからです。一力さんが、対戦の解説をしていると、解説の間に三回くらいは勝っているのではと……。つまり、対戦者が打つ前に、解説すると、対戦者は違うところに打ちます。「ああ、そこですか。」と言って、その手の解説もするですが、そこで勝ちを逃がしたという事ですよネ。そんな事が、まあ、三回はあります。
それから、最近の女流囲碁は凄いです。上野さん、藤沢さん、中邑さんは、女性、男性を問わず最高と思います。将棋は女性と男性の対戦は分かれています。囲碁の方は、男性のみの対局戦はないので、実力さえあれば男女ともに同じく打てます。
AIのおかげで、若手の活躍のみならず女性の実力も上がってきました。個人でAIで研究できるので、上下関係とか、女性は「控える」とか、その場の雰囲気に忖度するとかの「煩わしいこと」が減って来たからと思います。
以前、「女流戦に出れば、どれかで優勝は出来る。」と言っていた、三段の男性プロ棋士がいました。もう、そんな事は言わせませんよ!!!
ナメンナヨ!……と言いたい。
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