以前、新聞記事で、『「切符」を知らない若者たち』というのがありました。電子カードが出現してから生まれた世代は、切符というものを買わないからです。今朝のワイドショーにも「切符を買ったことがない。」という若い人がインタビューされていましたカードを忘れたので、切符の買い方をラインで母親に聞いたと。。。
それはそれとして、今回は、「おつり知らない子供たち」です。小学校低学年の算数の問題で、「おつりはいくらでしょう。」という問いを出すと、先ず「おつりって何?」という質問が出るとか。
やはり、親がカードで買い物をするので、「おつり」というものを見たことがないということ。電子カードでおこづかいをもらう子供もいるようです。履歴がわかって何を買っているかわかるからという理由で。
コメンテーターは、「これからは、違った算数の問題を考える必要がありますねェ。」と言っていました。
勿論そうでしょう。時代を戻すことはできませんから。でも、これで良いのかと思うのは、わたしが古い世代に属しているからでしょうか。
以前も書きましたが、「OK,グーグル!」はどうでしょう。なんでも声を出してAIに指示するだけで、生活が出来てしまう時代が来たら、人間は、何もかも忘れてしまうのではと。。。
先ずは、スイッチ。部屋の照明をつけるのも掃除機を始動させるのも一言呪文を唱えるだけの生活。もし、何か問題が起きた時、ハッカーなんか、人はスイッチを探して電灯を点けられるのでしょうか。
以前、友達がエアコンのリモコンが壊れて冷房が止まらなくなったと言っていました。「止め方がわからないので、冬のパジャマを出して一晩過ごした。」と。たしか、本体の中にスイッチはあったと思うけどなァ~。
こんな事です。ヒトは進化しているのでしょうか、退化しているのでしょうか。
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