2021年6月24日木曜日

昨日の新聞記事


 


記事と言うより本の紹介ですが、


アーサー・マッケン著 『恐怖 アーサー・マッケン傑作選』です。


彼の作品は、原書で2冊持っています。この本は創元推理文庫からの出版の翻訳本です。

 「パンの大神」から「恐怖」まで、短編の代表作を集大成しているーーーとの事。


面白いことは間違いなしだと思いますが、わたしの持っている本とどのくらい被っているのだろうかと。買うかどうか、悩ましい所です。


買っちゃうかなあ~~~・???





2021年6月16日水曜日

良い気晴らしになりました。

 



『汚れなき子』

 

 

まだ読んでいない本が、本棚にいっぱいあるので「当分は新しい本は買わないでおこう。」と思っていたのですが、買ってしまいました。新聞広告で見かけた本です。推理&サスペンスなので、気楽にサラサラと読めそうだと。

 

最近、煮詰まっているので、ストレス解消にはこの手の本が良いかもと。それから、作家が英語圏の人ではないからです。ドイツ人です。処女作だとか。

 

今日の日本では、英語圏の推理小説とか文学、映画が主流です。本書の解説にも「ミステリーファンにはいうまでのないことだが、英語圏の小説が世界の読書界をリードしているわけではない。」とあります。

 

何故か?英語圏では、英語以外の文学をあまり翻訳しないからです。そして、日本での英語圏以外の本は、だいたい英語に翻訳された本の重訳だからです。



 

 

この本を買う前に、アマゾンで立ち読みをしました。とても興味深かったです。大学生の時に拉致された女子学生が、行方不明のまま、その拉致した男性と夫婦として暮らし、2人の子供を儲けます。しかし、彼女は、いつも夫を殺そうとしています。

 

初っ端から、その女性レナは暗闇の中、車に轢かれ救急車で病院に運ばれます。そして、その時娘のハナが一緒でした。ハナは13歳。彼女が誘拐されてから14年が経っていました。

 

しかし、そのレナは、レナではなく違う女性だったのです。しかしハナはその女性を「ママ」と呼ぶ。謎ですよねェ。そそられますよネ。

 

巻末の訳者の解説に、「アメリカでは、ミステリやサスペンスに求めるのは、プロット、それもしっかりしたプロットだが、日本の読者は、プロットのほか、人物描写、登場人物たちの反応、性格の深さに興味を持つ」というウィルコックスの弁が紹介されています。

 

そして、訳者も「確かに」と同意しています。そういう意味で、とても興味深い本です。

 

 

ここには、名探偵も名刑事も出てきません。この事件の被害者の3人が語り手です。それぞれの立場から自分の言いたいことを述べます。つまり、自分の都合の良い事だけを述懐する訳です。3人は、先ず、ハナ。そして、自動車事故で病院に運ばれた、男に監禁されていた女性ヤスミン。最初に拉致誘拐された女子大生レナの父親マティァスです。

 

ハナは、生まれたた時から監禁されている訳ですから、自分が監禁されていたとはわかりません。パパ(誘拐犯)の事は大好きな様です。でも、なんでも支配している「神」のような存在。ヤスミンは、拉致されてレナの代わりにハナたち(弟がいる)のママという役割を暴力であてがわれたことに自分を責めています。なぜ反抗できなかったのかと。マティアスは、愛情を注いでいたレナが14年間も監禁され、酷い仕打ちをされていたことに異常な憤りを感じています。

 

こんな彼らのバラバラな思考が連なって、最終的に男を追い詰めます。

 

最後は言えませんよね。さすがに!

 

 

本当に警察の捜査の動向は全くと言っていいほど書かれていません。警察の方向からこの事件を書けば、同じプロットでもう一冊書けそうですよ。

 

 

 


2021年6月15日火曜日

読み終えました。

 



『汚れなき子』読み終えました。久しぶりに集中して読めました。読みやすかったこともありますが、非常に興味深かったです。



今、読み終えたばかりなので、感想は後日に。。。




2021年6月10日木曜日

本を買ってしまいました。

 



実際には、明日届きますが。。。


いつも本を買うときは、2~3冊買います。そして、たいていは1冊しか読まないので、読んでいない本がドンドン溜まっていきます。持っている本を読んでから新しい本を買おうと思いつつ。。。


2~3日前に新聞広告で見た本です。

『汚れなき子』

『囁く男』

です。ミステリー、そしてスリラー。


買う前にアマゾンでチェックしました。少々立ち読みしました。導入部分は、興味を駆り立てて読みやすそうな作り。あまり気張って読まないで、ストレス解消のために読もうかなと。。。


スリラーはストレス解消になりますから。


『汚れなき子』の方は、大学生の時拉致された女学生が、行方不明のまま、その拉致した男性と夫婦として暮らし、2人の子供を儲けます。しかし、彼女は、いつも夫を殺そうとしています。


そしてどうも、子供の存在が、この本の肝のようです。まだ、読んでいませんし、手にも入れていませんので、ワカリマセン。。。


読めましたら、ご報告します。





2021年6月5日土曜日

何故でしょう。。。

 



このブログのビジターは、アメリカからが一番多いんです。これも不思議ですが、たまにスウェーデンからいっぱい来ます。現在もアメリカに次ぐ2位です。何故なんだろう?


わたしとスウェーデンのつながりと言ったら、何でしょう?


このサイトのブログの前に、アルク(語学の通信教育の会社)のホームページのなかでブログを持っていました。そこが、閉鎖すると言うので、こちらに移ってきたわけです。

たくさんの人たちがブログを書いていましたが、「アルク」という事で、海外に住んでいる人たちも多かったです。

国は様々ですが、お仕事とか留学で海外に住まわれている様子。日本語の勉強のために書いているという韓国の方もいました。

台湾人と日本人のカップルでアメリカに居住しているという方もいました。両方の家族や親族がめんどくさいので、アメリカに住むことにしたそうです。グリーンカードを取得するのがたいへんで金銭面でもたくさん支払ったと言っていました。

だから、不法滞在者にグリーンカードを与えるのは反対だと。わたしたちは、こんなに苦労して取得しているのにと。


そんな中で「はねこ」さんがいました。スウェーデンに住んでいました。はねこさんは、日本で公務員だったみたいです。社会福祉課に所属。でも、40歳を過ぎて独身なので、ここで自分のやりたい道に進みたいと、役所をやめてスウェーデンに留学したとか。


スウェーデンの生活とか大学生活の事とか、スウェーデンの学校教育のシステムのことなどを書かれていました。スウェーデンの小学校では、同じ言語を話す子供が5人以上集まると、その言語で授業をしてくれるとか。とても、興味を惹かれました。


その彼女が、スウェーデン人の「日本オタク」の男性と知り合い結婚しました。


このくらいが、わたしとスウェーデンのつながりです。まさかはねこさんが、このブログは読んでないよね。。。




2021年6月2日水曜日

今日、思ったこと。

 



テレビを見ていたら、岸田さん(政治家の)が出演していました。


彼の政策に「新しい資本主義」があるというのが紹介され、「今の格差社会を是正するために貧困層を底上げし、『中間層』を増やしていかなけらばいけない。」とおっしゃっておりました。


私の感想。

そりゃあ~、中間層を増やさないと、資本主義の矛盾を隠ぺいできないよネ~。