エジプト旅行は、だいぶ以前の話です。2009年と思います。初めてのツアー旅行でした。それまでは、いつも一人旅をしていましたので。エジプトには、ひとりで行けないかなあ~とか思って。それから、「お一人様OK」のツアーだったから決めました。
昨日の『折々のことば』を読んで思い出してしまいました。
「花の名を知ることは、花に気をかけ、愛するといういうことだ。」 寺尾沙穂
ツアーだったので、当然ツアーガイドがいました。そして現地ツアーガイドも。エジプトのガイドの専門学校を卒業したとても日本語の上手な人でした。その人のお話です。
日本の観光客は、すぐ、木の名前を聞く。あれは何?これは何?って。エジプトには木に名前はありません。誰も気にしていません。名前がついているのは、雨が降った時に雨宿りする木と、屋根を葺くための木だけです。
そうなんだあ~、と思いました。私自身も木の名前も花の名前も殆どと言っていいほど知りません。全然興味がないんですね。ホント実に日本人は木の名前よくを知っている……と思います。
もうひとつ、違う話ですが、そのガイドさんは研修旅行で日本に来たそうです。その時、日本人のガイドさんに案内してもらったと。彼女は、そのガイドさんの説明を全く聞いていなくて、他の事ばかりに関心があったと言っていました。
そして、つくづく反省していると。
日本人のお客さんはほんとによくガイドの話を聞いている。質問もあるし、メモを取っている人もいる。わたしも真面目に聞いていたらよかった。次の機会があったら、絶対ちゃんと話を聞きます。と。
以上、懐かしく思い出しました。
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