世紀をまたぐ幻の奇書

 

と言うキャッチに惹かれて購入してしまいました。『サラゴサ手稿』です。全三冊で岩波文庫から出版されています。

実は、国書刊行会からも以前出版されていましたが、全訳ではなさそうです。今は古本でしか買えません。五千何某かです。岩波文庫も三冊なので三千何某かします。どうしようかと思いましたが、やはり新品を購入することにしました。（国書刊行会の方は、荒俣宏が関係しているようで興味深いのだが）。

昔は、文庫本と言えば三百円くらいだったのになあ～、というケチ臭いことを言うはヤメマス。本を買うのにケチっちゃいけませんやねェ。

しかしながら、また読まない本を買ってしまったなあ～、と言う感想もあります。若い時は、「老後の楽しみのために」という言い訳がありましたが、今は、もう「老後」ですから。

「今現在持っている物を全部使い果たして死ぬ。」という野望があります。本も全部読みますよ～、と、一応言っておきます。

今日は雨。

今日は、朝から雨がシトシトと降っています。

そぼ降る雨を窓のブラインドの隙間から眺めていると、暖かい部屋の中で静かに外を眺めていられることに、感謝します。

誰に感謝するのか？

過去の私と、過去の私のようにこの雨の中で働いて居られる人たちに感謝。