2025年8月24日日曜日

SFもどき  (妄想です)



 先日、サイエンスゼロ(NHK番組)をそれとなく見ていたら、マイクロプラスチックが雲の中に含まれていると言っていました。


顕微鏡で見なければわからないほどのプラスチックゴミです。豪雨の出現にも影響しているとのこと。どこにでもありますね、プラスチックゴミ。魚や動物の体内、そして人間の体内からも見つかったと、何かで読みました。


そこで「人新生」です。「ひとしんせい」とか「じんしんせい」と読みますが、現在「じんしんせい」に定着しつつあるようです。個人的に、わたしは「ひとしんせい」が好きです。地質学の用語ですが哲学用語としても使われています。


1953年頃からをそう言うとされていますが、正式用語としては、今回認められませんでした。この頃からプラスチック等、人由来のものが地層から見つかります。イギリスの第2次産業革命以降散見しますが、はっきりと地層区分できるようになったのはこの頃のようです。




さて、恐竜が滅亡したのはなぜかという問いがあります。隕石とか氷河期が来たからとか。未来に「人間はなぜ滅亡したの」かという問いがあるとしたら、「自滅」ということでしょうか。


人が滅亡した後にこんな「問い」はないだろうと思われるかもしれませんが、否、全人類が影も形もなく滅亡することはないと思われます。現に恐竜の子孫である鳥がいるわけですから。


そこで、フィリップ・K・ディックです。アメリカ1950年代ごろからのSF作家です。彼の作品で読んだことがあります。


世界核戦争の後地中に潜った人々と、地上に残って放射能の影響を受け姿が変わってしまった人々。地中の人々はこの汚染された地球から逃れるためロケットを作り上げました。そして出発の時、地上の人々に別れを告げます。そして飛び立っていきます。



さて、地上に残された人々はどうしたか。姿態の変化した人々は、十分地球に順化しています。

「なんで、地球から飛び立つべさ。こんな居心地がいいのに。」とさ。


で、イーロン・マスク氏を思い出しました。すべての公害の元と一緒に火星に飛び立ってくれーーー。我々は、地上に留まって地道にくらしますから~~~。


今日の、新聞のコラムです。


猛暑の昼下がり、街に人がいない。街から人が消え去った。裏道で耳を澄ますと、エアコンの室外機がブーンとうなる音が聞こえてきた。


というお話でした。





2025年8月4日月曜日

読書感想文です。

 



『一次元の挿し木』を読んで

 

新聞の本の広告で見かけました。

 

「二百年前の人骨のDNAが四年前に失踪した妹のものと一致!?」というキャッチコピーと「このミステリーがすごい!」大賞・文庫グランプリ受賞作というのに目を惹かれ買ってしまいました。

 

わたしの好物の「古代遺跡の発掘」と「遺伝子」にピッタリはまりました。200年前は古代ではありませんが、ヒマラヤ山脈で発見された800人あまりの遺体というのはセンセーショナルです。

 

主人公は七瀬遥。大学院で遺伝子人類学を学んでいます。遺骨のDNA鑑定を担当教授に頼まれ、その鑑定結果が失踪した妹のものと一致し物語が始まります。

 

その遥は樹木の会という新興宗教に属している母親に育てられたという背景があります。その母親と再婚した七瀬京一という遺伝子の研究者が連れてきたのが妹である紫陽(しはる)です。つまり義理の妹です。母親は亡くなっていますが。

 

彼の指導教授の石見明彦を加え、複雑な人間関係の内に、「なぜ妹のDNAが200年前の骨から見つかったのか。」というミステリーです。

 


 

設定からいうと本格ミステリーかと思いましたがそうでもなく、樹木の会と牛尾というとんでもない怪物が現れるピカレスク小説の態です。

 

ミステリーですから、なぜ妹のDNAが?という答えは言えませんが、この複雑な人間関係がもつれあって、話はドキドキもので進みながら、しっかりとスッキリと大団円となるという優れモノでした。

  

わたしは『ドラゴンタトゥーの女』を思い出しました。スウェーデンの作家で、以前世界的なブームとなったシリーズです。ハリウッド映画にもなりましたよ。そんな要素があると思います。まだまだ小ぶりですが。

  

きっと第二弾が出ると……。なぜなら、樹木の会という存在が解決されていません。それから、遥の助手である女性の存在がどうも怪しい。一か所しか出てこないどうでもよさそうな人物なのに、しっかり彼女のエピソードが入っているからです。

 

彼女の恋人の謎の男性です。出会い系サイトで知り合ったのですが、バイト暮らしで彼女のアパートに来ては、横暴な振舞いをしています。彼女が帰ってというと帰っていくので―――そこまでではないと思いますが。

 

この人物が、第二弾の引き金になるのではと―――、想像ですが。

 

 

 


2025年8月1日金曜日

棋譜を読む


 

囲碁の棋譜です。名人戦の挑戦者決定リーグ戦の棋譜が新聞に載っています。たいていは8譜くらいまでいきます。


以前は、勉強・研究のためと読んでいました。しかし、棋譜を丁寧に読んだあとの対局はたいていボロボロになります。それは、棋譜に影響されて普段打たないような手をうってしまうから。


そうですよねェ~。プロの人達は考え抜いて打っているので、生半可に真似してもうまくはいきませんよネ。


これを格言でなんていうのかと考えていました~~~。「生兵法は大怪我の基」かなあ?


特に、強~~~い人達の棋譜を参考にするとえらい目にあいます。虎丸ちゃんや井山です。一力はまだ少々参考になります。なぜなら、正調だから。


と言って、参考になるような棋譜は退屈だあ~。生意気を言っておりますが~。





で、思いました。


棋譜は参考にするために読まないことにしよう。棋譜は読み物なのだ。小説を読むように、楽しんで、ワクワクして読もう~~~。


と言う訳で、最近では虎丸ちゃんの棋譜を中心に切り抜いております。


彼は天才だ。絵で言えば、ゴッホでしょうか。一力はピカソのような気がします。ーーーーー、という戯言でした。