2019年5月16日木曜日

お隣はデニソワ人




以前、『我々はなぜ我々だけなのか』という本の感想をUPしました。現在人類は我々「ホモサピエンス」」だけの存在ですが、過去にはいろいろ多種多様な「人類」が生きていました。

特にアジアには消え去った多様な人類がいました。ヨーロッパでは、ネアンデルタール人の研究が盛んです。アジアにおける旧人類の研究はまだまだです。そんな中で、この本はアジアにおける人類たちについての研究成果を報告しています。





と、ここまでは、導入部です。私、この本を読んで「デニソワ人」にいたく興味を持ちました。と言ってもその名前の「響き」だけの事ですが。何かそそられませんか。同じように「ガニメデ」という言葉にもいたくそそられています。木星の月の一つの名前です。フィリップ・K・ディックもこの名称が好きらしく彼の作品によく出てきます。

それで、デニソワ人ですが、息子にメールをして、「『お隣はデニソワ人』という話はどお?」と言ってみました。彼は漫画家です。返事は、「あなたが原作を書いて、気に入ったら描いてもいいよ。約束はできないけどね。」というもの。

正直、こんな返事が来るとは思いませんでした。いつものように無視されるか、鼻で笑われるか……を想像していたのです。それで、少々考えてみました。





いろいろな人類が存在していて、我々ホモサピエンスとも「彼ら」は交雑しています。我々のDNAの中に彼らの存在が刻印されています。しかし、交雑によるハイブリッドの子孫は生まれなかった模様。ラバに子孫ができないように。

しかし、デニソワ人にだけは出来た……という設定はどうか。そんな集落があって、その集落に知らずに引っ越してしまった主人公、どお?あるいは、反対に主人公のお隣に、デニソワ人が引っ越して来た、どお?

デニソワ人のDNAで何が起こるのかは知らないけれど、漫画なんだから(お話なんだから)『らんま1/2』のような事が起こってもいいんじゃないの?性別がなくて、出会った人により性別が決まるというような。ミミズのように。

主人公とその妻によって、その性別が変わるのだ。ミミズは、土の中でミミズ同士の出会いが少ないので、そのまれな出会いを有効に活用するようにミミズには性別がなく、出会った瞬間に「どちらがどちらか」が決まるそうです。

つまり、数少ないデニソワ人の存在がこんな風にデニソワ人がなった理由だ、というのはどお?


という事で、また、思いついたら続きを書きます。




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