コラムで『折々のことば』と言うのがあるのですが、今日は、
あらゆることを勉強して一つの物を完成したというのが、本当の専門家だ。
です。
この言葉に対し、作家の荻野アンナさんが、
いまは、『千門家』ではなく、『一門家』になっているのですね。
と返しています。
実際、そう思います。「科学者は哲学者でなくてはならない。」とどこかで、読みました。あらゆることを考えて、一つの事を決定しなければ、それは偏向してしまう、と。
少し話は逸れますが、
最近、わたしの車がリコールされて、その修理、点検は済んだのですが、以前、何かおかしい。変なメッセージが出る。それで、もう一度クレームを付けたのですが、
「コンピュータが変なことがあると記憶していますが、何もメッセージはありません。」と。
あなた、メンテナンスとして、それで良いのか?と。自分で考えないのか?と。
AI時代、そんなことになってしまうのですね。「考えない人が増える」という事は、ちょっと危険なのでは。
0 件のコメント:
コメントを投稿