政治現象と地理的条件との関係を研究する学問。と、広辞苑にありました。
つまり、今回のロシアのウクライナへの侵攻は「地政学的に見ると」と説明されている事からの妄想です。
大国に挟まれて歴史的に常に凌辱されている国々。たくさんあります。
それでいつも思い出すのは、『日本辺境論』という題の本です。日本が「辺境に存在する事」にある意味です。ある学者が、(名前を憶えていないのですが、日本人が古代に舟で大陸から渡ってきたことを証明する実験をしている人です。)以前「世界の端にいるのは、一番弱い種族である。」と言っていました。
一番強い種族が一番良い陣地取りをする。そして、追いやられた種族が2番目に良い所に留まる。ということが続いて……、一番弱いものが一番端っこに追いやられます。日本もあとは海しかないですからね。
この「弱い」は一番劣っているという意味ではありません。戦いにむいていなかったということです。
イングランドに追いやられたスコットランドやアイルランドのことも思ってしまいました。とりとめもない感想でした。
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