先日テレビを見ていたら、母校の高校がニュースになっていた。もちろんローカルニュースですが。
「ブラック校則」の括りで、生徒会で制服を見直す議論をしているという事。結果、制服を普段は着なくても良いとなった模様です。しかし、学校の行事の時は着用しなければいけません。
結局、制服廃止には至っていないようです。制服も購入しなければいけないので、親の立場としてはどうかな。(わたしが高校に入った時に、男子の制服と女子の制服の価格が違ったので、これはどうなの?と思ったものでした。「性の違い」によって入学負担金が違うって。)
驚いたのは、この事ではなく、わたしが同校に入学したときも「制服反対運動」があったことです。約50年前です。その頃は、まだ「学生運動」の残滓があったので、生徒も自分の意見を言っていました。
わたしは、制服には反対です。だって、着たいものを着たいじゃない。その他服装については、いろいろな規則がありましたが、わたしは反対ではなく無視していました。紺や黒のコートには、ベージュのコートを着ていました。もちろん普通のコートですよ。「黒とベージュのコート」の、どこが違うのかわからない。理不尽なことには心が就いていけないのです。
50年以上も経って、制服も廃止できないという現実。人の「自由意志、人権とは」という意味で。男と女の権利が平等になるには、あと100年かかると言われていますが、「さもありなん。」と思った次第でした。
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