パスカルの言葉です。
「人間は、死と不幸と無知とを癒すことができなかったので、幸福になるために、それらのことについて考えないことにした。」
人は常に「死」から逃れることが出来ず、常にそれを忘れようとしていると思います。わたしは彫金師でしたが、よく「なんでその仕事をしているの?」と聞かれました。
応えは、この仕事に打ち込んでいると、生きていることを忘れる、時間の存在を忘れる……でした。
人は仕事がない時は、レクリエーションと称してゲームに興じたり、映画を見たり、本を読んだりします。が、それも「自分について考えないように~。」ではないかと。
と言う訳で、今、鬱です。仕事から解放されると「生きている時間」を数えてしまいます。老人性鬱ですよネ。
この頃、パスカルの言葉ようなものに反応してしまいます。
「人は叡智を得たので、死を意識できるようになった。」とか、
「感情を無くせば自分の惨めな状態に耐えることが出来る。」とか、
そうそう手塚治虫氏も「火の鳥」で描いていました。人以外の生物は、おのれの環境、生きている世界になんの不満も言わず、『生きている』と。人だけが「自分の存在」に不満を唱えて、互いに潰しあっている。
それで文明が進化していったとも言えますが……。
なんてね!


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