エジプトはナイルの賜物と申しますが、エジプト旅行はそのナイル川の右岸を行くか左岸を行くかしか選択はありません。つまり、ナイル川の両岸以外は砂漠が広がっていて何もないという事です。
ツアーは一度だけ鉄道を利用しましたが、その他はいつも観光バスでの名所巡りでした。ナイル川の両岸に都市が点在していて、都市と都市の間をバスは高速道路のような整備された広い道を通って行きます。
しかし、ところどころに警察の詰め所みたいなゲートがあって、ツアーガイドさんはその度にバスから降りて何か警官と話し合っています。後から聞いてみると、ツアーバスに何人乗っていて、何時にそのゲートを通って、目的地には何時頃着くのかというようなことを、報告しているのだそうです。
その理由は、砂漠の中の長い道を通って行く車は事故に会ったり、その他トラブルが起こった時に、どこを走っているのか把握していなければ、助けに行けないという事。日本みたいにセセコマシイ、どこへ行っても誰かに出会う国ではとても考えられない事ですね。
日本では想像できない事を聞いたり見たりすることが旅の楽しみって言う事でしょうか。(うまくまとめ過ぎか)
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