2022年4月20日水曜日

コミュニケーション

 

いつもの『折々のことば』です。


喋って解決するような物事は世の中ひとつもありません。喋れば喋るほど紛糾するのが世の中です。    <渡辺京二>


解説は、


人は何でもかんでもペチャクチャ喋る必要なんかなく、人の賢さも人柄や「たち」も、たとえ使う言語が違っても一目で見抜けるものだと、日本近代史家は言う。意が通じることと、言葉を巧みに使いこなせることは同じでないと。たしかに、「口達者」ばかりが大手を振るような社会はどこか軽い感じがする。


おっしゃる通りです。基本的にはネ。哲学で留まっていたら、そうだと思いますが、現実の社会ではそうは行きません。


と言うのは、この頃、コミュニケーション能力は確かに必要だと思っているからです。世の中いろいろな人がいます。「一目で見抜ける」人ばかりではありません。いろいろな段階の人がいる事、それが「人類繁栄」のために人類が選んだストラタジーだと考えています。


いろいろな事をする、いろいろな仕事に就く、いろいろな人に会う。そんな局面では、やはりコミュニケーションです。



最近、いわゆる「お笑い」の人達が、いろいろな場面で活躍しています。俳優、作家、絵画etc. それから、企業の販促の講師とか、新入社員の教育とか。それは何故か。彼、彼女たちは、訓練、教育されているからです。話すことの。


もうひとつ、昨今のウクライナ情勢。何故このように全世界的に問題になるのか。ひとつにはウクライナ大統領の発信力と思います。彼もまた俳優で言葉のプロです。


ですから、わたしは、学校で小さい時から発言能力を育ててもらいたいと思います。英語の授業でディベートをするなら、国語の時間でもディベートをしなよ、と言いたい。発話力プラス発音力も教えてもらいたい。


日本語の発音、どういう風にしているのか説明できますか?上海にいた時、わたし、中国人に教えてもらいました。中国、その他の国では、発音が重要らしい。が、日本語はどんな発音でも通じてしまいます。何かの本で、それは日本語は漢字があるからだと言っていました。話しながら頭の中に漢字が出てくるのでどんな風でも理解できると。


話がズレてしまいましたが、とにかく、妄想力を拡げる『折々のことば』でした。


余談ながら、

わたしは、約十年間英会話教室や海外の英語学校で英語を学んでいました。そこでは、英語のほかに、「話すこと」を学びました。




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