今日の朝刊で、虎丸ちゃんが一面を飾りました。芝野虎丸名人です。「井山から名人位を奪還」ですよ~。
「他人事」で、こんなに燃えたのは久しぶりです。小さい時はアイドルに、青春時代は好きな映画監督の動向で一喜一憂していました。その後久しくそんな気分は起こらないのですが、今回の名人戦は、ワクワクし通し。
記事も切り抜きましたよ。「切り抜き」など、時代遅れのようですが……。
虎丸ちゃんは、2019年に史上初、十代で名人になりました(現在22歳)。翌年、井山と戦って初防衛ならずです。虎丸ちゃんが世に出てきてから、ずっとファンなのですが、井山に負けてから、あまり誌上に出てこなかったので、寂しく思っていました。これから楽しみです。
皆さんがスポーツ観戦などで興奮する如く、囲碁ファンは囲碁の対戦で興奮いたします。
虎丸ちゃんの棋風は好きです。が、自分が参考にするには難しすぎました。彼のように打ち進めると、もう滅茶滅茶になってしまいます。読み能力が違いすぎるからです。ですから以前は、彼の棋譜は見るものの参考にはしていませんでした。
が、今回の名人戦対局は、何やら虎丸ちゃんの棋風が変わっていました。今までは、攻め攻め、猛烈な攻めでしたが、今回は、攻めることができるところでも、じっくり構えて、相手の出方を見ると言った感じです。
攻めなくとも勝てる大局観の勝利です。
彼自身、「迷ったときに『えい』といっちゃっていたところで、いかないほうを選ぶようになりました。」と言っています。その分わたしもマネしやすく(?)なった~かあ?参考にします。。。
これからは、名人・芝野、棋聖・一力、本因坊・井山と三つ巴の戦いに進んで行きそうです。芝野が今回の名人戦7番勝負で三勝一敗から負け続けて角番になった時、一力は、「立場として少しおかしいかもしれませんが、第7局は芝野さんに勝ってほしい。」と言っていました。「棋聖、名人、本因坊を三人で分け合う方が碁界としても盛り上がりますよね。」と。
ネットで情報を収集しないわたしとしては、虎丸ちゃんに頑張ってもらって、紙上で取り上げられるようになってもらいたいです。また、将棋界の藤井聡太のようにテレビのニュースでも囲碁界の芝野が取り上げられますように……願います。
0 件のコメント:
コメントを投稿