ついつい囲碁に感けてしまう。「その時、自分が一番やりたい事をする」というのを信条にしているので、別段それで良いわけだが、実は『謎の国家・ソマリランド』と言う本を2、3日前に買ったのだ。もちろん、非常に興味があって、買ったわけであるが・・・、未だ手つかず。今でも、非常に読みたい。でも、囲碁に走ってしまう。ジレンマ。
また、James Joyce の Dubliners もある。『ダブリン市民』だ。ダブリンの市井の人々を描いた短編集。短編なので読みやすいと思い、一日一遍を読む計画を立てた。英語の読書会のためにも、10ページ程度の作品なので良いかなと。しかし、二日で計画倒れ。どうしても、囲碁の本に目がいってしまうのだ。
昨日は、囲碁講座の日。クラス仲間の会話をそれとなく聞いていると、井山裕太棋聖と山下九段の棋聖戦の話。
「どうなっているか、わくわくする。」
「今は、昼休みよ。」
でも、井山棋聖がニ線に走っていってるのよ。どうなるの?」
なんて新鮮な会話だ!囲碁初心者の私は今まで考えたこともなかった。でも、少しずつ囲碁を知るに及んで、その「わくわく感」が理解できるようになってきた。まるで、サッカーや野球の観戦のように、棋士の一手一手にドキドキする。不思議な感覚、不思議な世界に足を踏み入れてしまった感。
先週は、講義で、わたしの棋譜を先生が解説した。生徒が順番に棋譜を持ち寄り、先生がそれを教材として、皆に講義する。わたしの棋譜など他の生徒の方々には退屈そのものと思う。低レベルの戦いだからね。参考にする所はないだろう。しかし、わたしにとっては、先生の解説に、まさに「目からウロコ」。ちょっとコツなんかが、掴めたような気がする。
先生の解説後、「コンピュータの6級」に勝てるようになった。格段の進歩である。だ・か・ら、囲碁から離れられないのよ・・・、い・ま・は。仕方ないね。ジョイスとソマリランドには、もう少し待ってもらうことにしよう。。。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿