10月12日の新聞記事です。資生堂がテレビ会議の画面に映った素顔を自動で化粧してくれるアプリを開発したという内容。会社に出勤せず自宅などで情報通信技術(ICT)を使って働く女性が増えてきました。そんな女性を支援するという意図です。
テレビ会議の為にわざわざ化粧をするのは手間がかかるということで、自分の顔を事前にカメラに読み込ませると、画面上の肌の色を整え、毛穴やシミなどをぼかし、口紅やチークを施して美しい顔に仕上げるアプリ。メイクの種類も4種類あり好きなものを選べるそうです。微調整もできます。
資生堂は、「アプリで美しくなることで気持ちが高まり、逆に実際のメークアップもしたいと思ってもらえずはず。」との期待です。
スマホで写真を撮ると修正できるように、この技術もまだ初期段階でしょうが、どんどん発達していくでしょう。わたしがいつも思うことは、段々、物を作らなくても良い時代が来るのではと言うこと。つまり、コンピュータの中でデザインできる人がいれば、そのデザイナーのみで用が足りる世界が出来上がると。
モニターも紙のような薄さの物があります。電車の吊り広告などに使い、画面を買えることで広告を換えられる…、紙代の節約です。それならば、服もそんなモニターで作れば、それ一つで、いろいろなデザインの服を楽しめます。建物も基本の家を作れば、あとは、見え方を変えるだけ。電化製品などもいけると思います。で、あとはその見え方のデザイナーだけがいれば良いということに。
もし、コンピュータ・チップを人体に埋め込むような時代が来たら、どんな服を着ていても、どんなヘアースタイルでも、「自分の理想の姿」を他の人に見せる事が出来るかもしれない。コンピュータ回路を使って相手に送信するのです。あるいは、他の人自体が好みのものを「自分に」反映させることができるかも。そうなれば、人はバーチャルだけで生きていけますよ。
最後は、『マトリックス』の世界ですね。
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