今朝の「折々のことば」です。
もしもきみの愛が愛として相手の愛をよびさまさなかったとすれば……きみの愛は無力であり、一つの不幸である。
ーーーカール・マルクス
マルクスがこのような事を書いているとは知らなかった。また、読んでみようかなと、思った。
人は貨幣の力で、いろいろな物や地位、権力を手に入れることが出来る。しかし、愛と信頼は愛と信頼からしか得ることが出来ない。お金と交換は出来ないのだ。
もし他人に影響を与えたいとか、何かを得たいと思うなら、自分自身が他人に対し、「現実に魅力的で、他の人にひしひしとせまるもの」を持たなければならない。
そうなの。だから私は努力していワケなの。自分を向上させておかなければ、才能ある人に振り向いてもらえない。刺激を受ける誰かに会うことが出来ないのよ。
関係ないけど、エピソードをひとつ。
学生時代、マルクスの全集を持っていて、読めそうにないから売っちゃおうかなと。大学の近くの古本屋に持っていったら、
「ご主人の本を勝手に売ってはいけないよ。」と言われた。
そんな時代だったんですネ。女は哲学書なんて読まないよ、
という……。
0 件のコメント:
コメントを投稿