ず~~~っと、「わたしは、何故いつも焦っているのだろう?」と、思っていました。昨日、思い至りました。
わたしは自分が理解できないものを、いつも追い求めている。
前に、英語を勉強していた時も、いつも焦っていた。intermediate から始まって、upper-intermediate になり、10年かかってようやくadvanced class に。これより上のクラスはない。が、つまり上は青天井であるということ。どこまで行っても終わりはないのだ。
一生英語の勉強を続けるつもりはない。英文学者、英・語学者になるつもりもないから。
それから碁を始めました。今も続いています。辛いです。苦しいです。囲碁友達が、「なんで楽しみだけで囲碁を打たないのか。」と言うけれど、それで楽しいのか?
一度打ち終わって、「ああ、疲れた。」と言ったら、「碁は楽しんで打たなきゃだめだよ。」と言われ、「疲れるのが愉しい。」と言うと、何も言われなくなった。
今、棋院の「有段者クラス」にいますが、レーティングなのでとてもストレスフルです。「級位者クラス」というのもあります。級位者クラスで打っているととても楽です。が、面白くない。碁を打っているという気がしない。
それで、有段者クラスには3級からなれるので、3級にスレスレなった時、有段者クラスに行きました。レーティングなので、1点でも落ちれば逆戻りです。今のところ順調にクラスに留まっています。
初段とか二段になってから、有段者クラスに来る人もいます。が、ドンドン落ちて行って消え去ります。わたしは、その点、楽です。最低線で入っているので、落ちる苦しみがない。
しかしこれも「自分以上の物」を追い求めているということ。
読みかけだったボルヘスの本、読み終えました。これもそうでした。自分が理解できる以上の本を読み続けている。感想はまた後日に。
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