6月1日にやって来た友達は5日に上海に帰って行きました。わたしが彼らと夕食を共にしたのが1日と4日。彼らは、2日には高山の温泉へ一泊旅行。4日には病院に例の注射を打ちに行きました。それなりに楽しかったようです。
友達は、「友達と3人で来る」とメールに書いてきたので、わたしはすっかり女性が3人来るものと思っておりましたところ、そのうちの一人は男性でした。わたしは、せっかく名古屋に来てくれたんだからと、プレゼントを買っていきました。が、女性と思いこんでいたので当然女性向きのものを用意していたのです。
ホテルのロビーで会って、一人が男性であったことにビックリ。
「え~~~、友達って女性だと思っていた~。」と彼女に言うと、
「あの人女性ネ。」って。
「うそお~!」
「男性だけど心は女性よ。」
「え~~~、でも大丈夫だよね。日本語通じないよね。わたしが言ったこと理解してないよね。」と言うと、
「大丈夫、大丈夫。彼とはスイスで会った。ツアーのガイドさんよ。彼は英語は話せるよ。英語で会話できるでしょ。」って。
へえ~、スイス旅行のガイドさんと友達になったのかあ、相変らずのイージーゴーイングだねえ、と思ったら、そうだそのおかげでわたしも彼女の友達になったんだって、思い至りました。
「○○さん(わたしの名前)、○○さ~ん。I miss you!!! さびしいね~。」と。わたしが、先にイギリスから帰国したので、彼女はこんなメールをわたしに寄こしました。「わたしもこんなイギリス、早く立って名古屋に行くよ~。」と言って、来ませんでしたが。それで、上海に遊びにおいでというメールをもらい、ホイホイと行ったら、そのまま2年も居着いちゃった…、と言うことです。くわばらくわばら。
もう一人の女性の友達は、彼女の夫の「超お金持ち」の友人の奥様だそうです。「彼女は買い物目的ネ。高い物いっぱい買うよ。中国人何でも買うからネ!」と言う事だそうです。
その3人の名古屋訪問の目的は、何と言っても「注射」です。わたしとお食事をした日の3時過ぎに病院に行きました。受付時間のギリギリに行ったようで、間に合ってよかったと。その注射は、液がドロドロで針の穴が小さいと液体が流れないので、大きな針だったよう。麻酔を打って注射したとか。「注射2回分、痛かったネ」と、わたし。
「先生オモシロイ人だったよ。この注射は肌が綺麗になるけど太るかもしれない、って。5人に4人は綺麗になるが、5人に1人は太ると言ったよ。」です。どうも、この注射は続けて打たないと効果がないようで、2~3カ月に1回打つ必要があります。
「それでどうするの。注射のために飛行機で名古屋まで2~3カ月に一回来るの。」と聞くと、
「来るよ。飛行機代安くなっているし、5年のビザを取ったからね。あの二人はもう次に名古屋にいつ来る相談してるネ。」
と言うことです。
それで彼に、
You should live in NAGOYA. と言ってやりました。
こんな後日談でした……。
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