新しくPCを購入致しました。Vistaが今年4月に終了するという事と、今まで使っていたPCがとんでもない状態になっていたからです。立ち上がりは遅いし、時々変なメッセージが現れるし、何よりもスピーカーがoffになっていて、音がまるっきり聞こえませんでした。
で、新しいPCになったのですが、Vistaと使用方法が違うので慣れるまでに一苦労と思います。このUPの成功を祈るばかりです。
先日、囲碁サロンに行ったところ、1~2か月お休みをしていた人が現れました。「囲碁のことを忘れた。」との言葉。そばにいた人がすかさず、「幸せだったね。」って。感心しました。そうです。囲碁のことが片時も忘れられない我々にとっては、囲碁のことを忘れられたなんて…、なんて幸せなんだろうかあ~、と。
「ワールド碁チャンピオンシップ」なるものが開催されていました。大阪で。23日に終了しました。日中韓トップ棋士3人とAI(DeepZenGo)による初の世界戦との触れ込みです。が、話題になったアメリカのアルファ碁は、エントリーを辞退。日本のDeepZenGoもこの世界戦の前に開催された「コンピュータ囲碁大会」で優勝できなかったのだから、興味半減です。
世界戦の結果は、井山さんは最下位。優勝は韓国の朴氏。ZENは、井山さんには勝ったが、中国、韓国の代表には負け、第3位でした。でも、まあ、AIの飛躍的な進歩は確認されたと言うことです。
それで、今後どうなるのか。2045年に到来すると言われているシンギュラリティ(AIが人類の知能を超える時)。囲碁とAIの関係はその先駆けとして注目を集めているようです。
未来大学の松原教授は、「強さを求められていた棋士の役割が変わるのではないか。」と述べています。つまり、現在AIは、人より強くなった。が、「どうしてここでこうゆう手を打ったのか」という説明はできない。その説明をする役割をプロ棋士が担うのではないかと。
キュレーターとしての棋士。どう思いますか。キュレーター、日本語で学芸員。博物館や美術館に所属し、芸術品の解説や管理または催物のプロデュースをします。つまり、その人たちは芸術家ではありません。だから、芸術家になりたいプロ棋士がそんな役割で満足できるのか、ってことです。
しかし、AIは好きで囲碁を打っているわけではないので、実際にはゲームソフトの開発ということで終わるのではと。プロ棋士は、AIの手を研究、研鑽し、囲碁の世界観を見極めていくことの一助とするのでしょう。
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