きょうは、ペナン島4日目です。昨日は、たくさん歩き回ったので、今日はのんびりすることにしました。つまり、プールサイドで持ってきた本を読むことにしたのです。宿泊先のレインボーパラダイスは、朝食付きです。6時半から10時半の間にブッフェで朝ご飯が供給されます。で、わたしは、8時半から9時の間に行くように努力しています。いくらバカンスとは言え怠惰に陥らないように。(充分怠惰か。。。)
その朝食を終え、部屋に帰ってプールに臨みました。プールからビーチにつながっているので、せっかくだからビーチの方へ。しかし、いい場所にビーチパラソルとベンチがないので、なんというの?ビーチの椅子?をいいところに移動しようと試みたのですが……、こんな時、力が必要なのね~~~。もっと若い頃なら平気なのですが、今はチョット。こんな時一人旅を恨みますね。とは言え、力仕事のために誰かをつれていく訳にはいかないのでネ。
で、
「マダム~~~。」と来ましたよ。ホテルのスタッフが。彼が、ここが良いでしょう。ロケーションもいいし、日当たりも最高と、全部セッティングしてくれました。それで、準備完了、読書三昧となったのです。
持ってきた本の一冊が『日本人の身体』です。この本を買ったいきさつは書いたでしょうか???なぜこの本を購入したかと言うと、古武術家・甲野善紀氏の著書『身体から革命を起こす』の流れを組む本かなと思ったからです。著者は能楽師ですから、能の観点からの身体の所作とかそんなことかなと。全然違いました。とは言え、まだ3分の2ほどしか読んでいませんが。
(ゲッ、今、最悪。間違えて、タイガービールのカクテルみたいなやつを買ったみたいで、メチャ甘いの。もちろん最後まで飲ませていただきますが。)
『身体から革命を起こす』は、日本人の身体の動きは西洋の動きと違っていた。「文明開化」の時期に日本政府が西洋の運動の理論を受け入れたので、日本人の身体は本来の自然との調和を離れて違うものになってしまった。と、簡単におおざっぱに言うとそんなところです。
『日本人の身体』は、基本的には同じ考えですが、「身体」本来の動きを取り戻そうというプロパガンダではなく、どう違うかを丁寧に歴史から説き起こしています。つまり、前者は、具体的に「どうすべきか」という提言。後者は、観念的に「日本人の身体」をどうとらえるべきかを説いています。
全部読み終えてから、続きを書きたいと思います。スイマセン。中途半端で。
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