2013年8月13日火曜日

人生90年時代へ









ある日テレビを見ていたら、とっても驚きました。日本ではペットの数が子供の数より多いと言っていたからです。ビックリでしょう。少しだけ調べてみましたら、日本の子供、15歳未満、の人口は約1860万人。国内の犬猫飼育数は、約2168万頭。ペットの方が圧倒的に多数です。このためペットビジネスも増加中、ペット葬儀サービスやペット保険、ペットシッターやペットアロマテラピー、ペット用サプリメント、猫カフェなどもあるそうです。少なくなった子供よりもペットの方が「お金になる」ということでしょうか。イギリスの大衆紙も「こどもよりペットを大事にするニッポン」という記事が現れたそうですよ。





一方、敬老の日に厚労省は、100歳以上が5万人を突破したと発表しました。また、日本の消費の60%は65歳以上の人に依っているという記事も読んだような気がします。推計によると、65歳以上の高齢者の人口は3074万人、総人口に占める割合は、24.1%。75歳以上の人口は1517万人、85歳以上も430万人ということです。これで何人になりましたか。3074万+1517万+430万=5021万人。



それで政府は「人生65年時代」から「人生90年時代」への転換を促し、まだまだ高年齢者を働かせようという魂胆のようです。元気な高年齢者が同じ高年齢者をアシストするシステムです。派遣会社やNPO法人も、そのような考えに同調しているよう。その根拠は、「お年寄り同士でお年寄りの話題についていける」、「高年齢者の体力的問題に同情できる」、「介護保険などの公的サービスでは抜け落ちる、そして事業者も『もうけが少ない』と手を出さないものを埋めることができる」そして「有償ボランティアなので、実質的時給は500円程度だが、お年寄りに生きがいを与える」。どうですか、納得できますか。



高度経済成長を支えた団塊の世代は、定年後も休むことなくまだまだ世の中の期待に応えて働き続けなくてはならないようです。







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