毎週金曜日に囲碁講座に通っている。棋院の。2時間のコースで、前半は詰碁とか手筋などの解説、後半は十人程度の生徒が先生を囲んで対戦となる。先生一人に生徒十人ということ。
この対戦でいつもメゲて、2~3日は立ち直れない。対戦と言っても、時間に制限があるので、いつも勝敗が付くところまではいかない。なので、負けたからメゲルということではない。
何故かな~~~。
ひとつは、権威主義的場所に慣れないと言うことかな~~~。と言って、そこがガチガチの権威の塊の場所ではないのですけれど。生徒も先生も親切で良い人たちだ。しかし、先生と生徒という一本の筋は通っている。
これはもうわたし自身の問題と言うしかない。つまり、全共闘世代とは言わないが(間に合わなかったので、そのあとの世代です)、大学ではまだ学生運動の余韻は在った。青春時代に「権威」に対抗して過ごしてきたのだ。権威に屈服することはできない・・・なんて、囲碁で大袈裟だけど、ついつい先生に立ち向かって行ってしまうのよ。
もうひとつは、十数年英会話クラスに通っていること。日本及び海外。英語の先生と生徒の関係は、日本における「おけいごと」の先生と生徒の関係と大いに違っている。多分それに慣れてしまったのね。ずけずけと何でも言っていいのだ。わたしの中から、先生の言うことを立てると言う感覚がなくなってしまったのね。(おとなでこれなので、幼い時から英語を学ぶのはどうかな。これは別のお話ですが)。
「権威に対抗する+先生に何でも言ってしまう」・・・これが、囲碁クラスで災いを招く。
先回の事、わたしがへまな手を打ったので、先生が困った顔をした。その顔を見て、わたしは、「ああ、また下手な手を打ってしまったんだ。」と思って、「ケラケラ」と思わず笑ってしまった。自分が情けなかったからだ。で、先生に「笑いごとではありませんよ。」と。大いに窘められた。
それから、時間が来て最後に、一人ずつ対局について先生の講評があるのだが、わたしが「この辺で切ろうとしたんですが、だめでしたね。」と言うと、先生が、「あなたは切ろうとしていたんですか。」と仰った。まるで、十年早い!といった様子。・・・メゲタ。
家に帰ってビールを飲んだ。飲んでいるうちに、「えい、どうにでもなれ」と、ウィスキーを飲んだ。それで、土・日は一日中ふさぎ込む破目になったのである。飲みすぎの・・・欝状態だ。
次回は頑張るゾっ!
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