2013年8月13日火曜日
S君――ユニバーサル・ロッジの住人
S君は18歳と言っていました。同じくミキさんの情報です。彼も日本人で16歳からここの英語学校に通っています。でも、わたしたちとは別の学校。高校生留学かと思っていたら、高校には行っていないと。ミキさんによれば、もう日本に帰ってキャンパスライフを楽しみたいとか。
「でも、高校に行っていないと言っていたよ。」と言うと、
「大検には受かっていると言っていた。」と。
「へ~~~、凄いじゃん。」
「うん、両親がお好み焼き屋で、彼は、海外に出てお好み焼きを普及するんだって。」
Jさんと言い、世の中、日本の規格に合わない若者たちがいろんなところで暮らしているんだ~~~、と思いました。S君はスラーと長身のスリムなハンサム系。K氏と三人で話していた時、K氏がサッカーは特に好きではないが、仕事の関係上オークランドでの試合を見に行くと言いました。「ほんとはラグビーが好きなんだ。」と。すると、S君が、「僕は6年間ラグビーをやっていた。」と。「え~~~、ほんと。全然、筋肉ないじゃん。」と言った瞬間、「しまった」と思いました。まだ18歳の男の子に言う言葉ではなかったと。
「ふ~~~ん、だいぶ筋肉落ちちゃったね。」
彼は、自分の二の腕をさすってそう言いました。ちょっとさみしそうな顔。反省、反省。
彼も、たいていは部屋にいて、パスカルが言わせれば「部屋でゲームばかりやってるんだ。」ということ。2~3回、夕飯時にキッチンで会いました。器用にカレーライスとか(お米もお鍋で炊いていましたよ)、スパゲッティ・ミートソースとか作って食べていました。とても美味しそうだった。彼は、お酒も飲むし、煙草も吸うし・・・、だったけど、良い子に見えました。本人は「やんちゃしてた。」と言っているけどネ。これから、日本に戻って大学に行って、世界に羽ばたくという未来が待っているんだな~~~、と感慨に耽ってしまいました。
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