2013年8月13日火曜日

政治してみる・・・

やはり現在の問題を考えると、つまるところ1800年後半から1900年代の産業革命に行きつくのではないかと思う。産業革命は、イコール、エネルギー革命。西欧の覇権主義がなぜ始まったのかを考えると、エネルギーの確保に世界中に走ったという事でしょう。すべての戦争の影にエネルギー問題あり。



矛先は、アフリカ、中近東、アジアへ。そこで、当時なぜ日本はその矛先から逃れることができたのか。日本もその流れに便乗したからではないか。つまり、朝鮮、中国(清)、東南アジアへの覇権。しかし、日本だけが欧米諸国からの侵略を逃れられたと思うのは間違いである。彼等はいつも日本にも同様の圧力を掛け続けてきた。そして第二次世界大戦で捕まってしまったのだ。



大戦後戦勝国間の戦後処理のなかで、日本はそのパワーを削がれるところであったが、そこで起ったのが冷戦である。ロシアと中国の共産化、そして朝鮮の国内紛争。アメリカはその状況を考慮して、アジアに軸足を置く基盤が必要だった。それが日本である。



アフリカや中近東で起こっている紛争と同じ状況が中国、韓国、日本で繰り返されていると思われる。つまり大国の思惑から来る衝突である。三国は当事者どうしにより、問題を解決すべきであったが、大国の力関係でうやむやになってしまった。アメリカはアジアで重要な位置を占めるために、なんらかの紛争が必要だったのである。



日本は民主主義の国になった。国民総生産も第2位(今は3位)。すべて順調に、発展してきたかのようだ。しかし日本が、独自の力で独立して国を動かしてきたと思うのは幻想にすぎない。そしてEUやアメリカの力が衰えてきた今、世界中で今までの社会の矛盾が噴き出してきた。日本も然りである。「アラブの春」は余所の話ではなく、日本もその一連の流れの中に身を置いているとわたしは思う。もっと言えば、ヨーロッパ、アメリカでさえ、「1%の持つ者と99%の持たざる者」と言われるように、この格差社会を是正すべき時がやってきたのだと思われる。結局のところ、「覇権主義」は民衆のためのものではなかったのだから。





過激かな~~~。でも、実際こんどの選挙は考えどころだと思うんですけどネェ。





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