2013年8月13日火曜日

今日の疑問





��0歳以上の人口が3割を占める国は今のところ日本だけだそうです。しかし、2050年には64カ国になる予想とか。地球上で、高齢化は着実に進んで行くわけです。



そこで新聞記事。経済欄なのでこの視点は仕方がないかとは思うのですが、つまり、今高齢化社会のトップを走る日本は、将来他の国が高齢化社会になった時にその対処のノウハウを売り込むことができるというもの。



日本はオイルショック以来の技術革新の成果で、いま省エネ技術大国である。最も効率のよい自動車、電気製品を日本独自の政策で成し遂げた。そして、この超高齢化社会でも、新しい社会システムづくりで同じことが言える。日本が先頭を切って設計してしまえば、世界の国々は日本のシステムに追従せざるを得ない。介護業界の大手ニチイ学館には中国や台湾からの事業視察団が訪れている。「日本が超高齢化社会を乗り切れれば、その成功報酬は極めて大きい」というのが記事の主旨。





どう思われますか。



なにか虚しい感じしませんか。なんでこうなんでもかんでも経済と結び付けて考えなければいけないのでしょうか。まるで自分の手足を喰って生き延びている感じがします。常に前進しなければ生き延びられない、お金に後ろから追いかけられて首根っこを押さえつけられないように走り続けているように思われます。



世の中すべて経済効果とか経済効率で図られます。効率の悪い人々(女性、妊婦、なんらかの障害)は切り捨てられるか、端っこに追いやられます。効率でお金のやり取りが決められる社会から脱却することができれば、ヒトは自分の能力に縛られることなく、それぞれの価値で社会に貢献することができるのにと思う今日この頃です。今は、価値観が一つしかない・・・ということかな?







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