2013年8月13日火曜日

BREAK

上海に戻ってきて、ワンさんとのごたごたが起こって、以来わたしはずっとJのマンションにいるわけですが(1週間以上)、Jのご主人はとてもいい人です。と言ってもめったに顔は合わせませんが。だいたいは夜中2時過ぎに帰ってきて朝は7時30分には家を出て行きます。トニーもいい子です(小学校1年生)。土曜日4時ごろ学校のバスで帰ってきます。そして、また日曜日の3時ごろバスで学校に戻ります。その時Jはバスが止まる場所まで送り迎えしますが、わたしが居候していた時は、わたしもいっしょに迎えにいきました。そしていっしょに御飯を食べます。と言っても、どこの国の子供でも同じように好きなものは、ハンバーガー、ケンタッキーフライドチキン、ピザハット。



��はご主人が出張の時や海外旅行をしている時はご主人の車を使えますが、その他の時はたいてい地下鉄です。Jのマンションは最寄の地下鉄の駅から5分くらいの距離。地下鉄はラッシュ時には信じられないくらいの混雑ぶりです。ですから、トニーを迎えに行って地下鉄に乗るときは、トニーは慣れないわたしを気遣って時々振り返って見てくれます。



実は道を渡るのも大変なんです。車は右折の場合は赤でも行けます(右側通行)。その上、車は歩行者のことなど、なあ~~~んにも、考えていないので、横断歩道を渡る場合、信号が青でも右折車、左折車に気をつけさらに自転車は信号など気にしていないので気をつけなければならない。信号ではないところを渡るときはなお大変。時々道の真ん中の中央線のところに今にも倒れそうなご老人が立っていたりします。それでも車は気にせずフルスピードビューンビューン走っています。わたしも来た当初は、おばあちゃんのようにJとかトニーが手を引いてくれました。いまではどこでも渡れますが、ちょっと考えことをしていたりすると車に轢かれそうです。



トニーとはよくピザハットに行きます。近くの大型スーパーにはいろんな店舗が集まっており、休みの日には人でいっぱいです。そのひとつのピザハットも1時間待ちはあたりまえ。その上、中国のファーストフードと言えそうな餃子、肉まん、麺などは1皿あるいは1杯5~8元(1元―約14円)で食べることができるのに、ピザは1枚(2人前くらいの大きさ)50元です。路上で売っている肉まんや野菜まんは1元です。中心街から少し離れると1個8角(1元が10角)。





はい、そこでJとJの夫とトニーの関係ですが、前も述べたようにトニーはJの夫の子供ではありません。中国では姓は結婚しても変わらないので、そしてトニーはJが離婚した時に親権は前の夫になったので、全員まったく違う苗字です。そして、中国ではあたり前に女性が働いているので(研究課題4-少し疑問)子供はいろいろなところに預けられます。J自信も親といっしょに暮らしたことはそんなにないと言っています。「親といっしょにいるとどういう態度とったらいいかわからないね。」と言っていました。だから、トニーもJの親のところに行ったり叔母のところにいったり、(子供はひとりで飛行機に乗って遠くの親戚のところに行ったりしています。)もと夫の親のところに行ったりしています。



わたしがJの家にいた時、彼女の元夫が訪ねてきたことがあります。トニーを彼の親のところに連れて行くために。もちろん、彼の親も孫の顔を見たい気持ちは当然で、おじいちゃんおばあちゃんも楽しみにしています。でも普通結婚しているJのところに来るか?です。その時トニーは家にいなかったので少し彼は待っていました。Jと彼は、日本に留学していた時に知り合って結婚したので彼も日本語は話せます。でも、「こんにちは」とわたしに言ったきりなにも話しません。気まずい雰囲気のままトニーを待っていて(Jの夫は出張中)トニーが戻ってきて彼がトニーを連れて行きました。残されたのはJとわたし。



わかるな~~~Jの気持ち。(わたしも同じだと告白しときます。)



��は、

「彼、ちょっとビックリしてたね。日本人、わたしの家にいたからね。」と、気丈なコメント。



でしたーーーー。

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