わたしたちが考えたことは、
��.日本人の文化教室はとりあえずやる。
��.そのためには、ワンさんのところから道具を持ってこなければいけない。
��.わたしが日本にいた時に、日本から会社宛に送った荷物をワンさんのところから持ってこなければいけない。
文化教室は、2~3週間後のことだったので、それまでに2.と3.を片付けなければ。2.については、ワンさんとJの会社解散でJの資本金が戻るので銀粘土関係のものはJが貰うことでワンさんと交渉する。3.については、わたしのプライベートな荷物が2箱、Sの会社から送ってもらった材料や道具類が1箱。(もちろんワンさんに頼まれた仕入です。)
��が電話でワンさんと連絡開始。パートの事務の女の人が出ました。彼女が言うには、「ワンさんは今上海にいません。出張中です。荷物は届いていますが税関で止められています。」
そうなんです。中国の場合、荷物を送るのは大変なのです。会社同士だと難しいことに。わたしはそのことは知らなかったので会社宛に送っちゃったんです。Sの会社はもちろん会社からワンさんの会社宛に、そしてわたし個人の荷物は個人から会社宛です。まだ自分のアパートが決まっていなかったから。
��はその後何回もワンさんと連絡して、そのたびに何日の何時にどこで会うかを約束するのですが、約束の時間に言っても彼女は全然現れません。毎回、毎回、毎回です。なんだかんだと来られない言い訳を。日にちがたつばかりで何の進展もなし。Jはとうとうワンさんの知り合いに片っ端から電話を掛け始めました。ワンさんのご主人、お兄さん。ワンさんはもう40代のご婦人です。なんで夫に、お兄さんに、と思いますが、・・・・・・。
でもそれで分かったことは、荷物は郵便局に止まっていて、Sの会社から送ったものは輸入になるので貿易会社を通して受け取らなければいけないということ。ワンさんの会社は貿易をできる会社ではないので、どこかツテをたよって貿易会社を見つけなければ。それには手数料も掛かるし大変なことに。そこでわたしが考え付いたことは、------- ワンさんに受取拒否をしてもらおう。Sに泣きついて事情を話して今回は返品扱いにしてもらって、同じものを次回に仕入れる約束をする。また、その時にいろいろ考えよう。------ ということで、この荷物は解決。
そして、わたしのプライベートの荷物はというと、郵便局からの引渡証にワンさんの会社の会社印が必要とのこと。ワンさんは全然捕まらないし、他の人は会社印の在りかを知らないと言う。わたしもキレました。
「日本大使館に行きます。」
��は「国際問題になるよ~~~。」----- 「わかった!そう言う!」
ワンさんの会社の事務の人から電話がありました。引渡証に判押しましたから取りに来て下さいと。わたしたちは、すぐに行きました。やはり、ワンさんは居ませんでした。でも、とりあえず、これで荷物は手に入ります。
その足で郵便局へ。引渡証とわたしのパスポートを提示。でもまだ何か言っています。
��が、「中身、調べる言ってる。大丈夫か?」
わたし、「たぶ~~~ん、」
実はそういうこともあろうかと、底のほうにヤバソウな物を入れてその上に服とか入れておきました。箱をあけて上の方の服を2~3枚見せたらその箱はOKでした。さて、もう一つの箱は。中身を「道具」と書いていたのです。郵便局員がなんか言っています。でも、Jがなにか答えたらOKサインが。
あとで、Jに聞いたら、「道具は日本語ではさみとか定規とかそうい意味だと言ったよ。上の方にハサミあったからね。」
やれヤレ、これで、自分の荷物は無事ゲットできました。・・・・・・・・続く。
0 件のコメント:
コメントを投稿