2013年8月13日火曜日

アフリカと英会話

文化教室のテーマです。哲学の講義も終り、というか続けたくなかったので、違う講座を探していて見つけました。大学のオープンクラスです。



内容はわからず申し込んだのですが、ちょっとよさそうでした。と言うのは、先生がアフリカについてのトピックを講義するのかと想像していましたら、生徒がプレゼンするコースでした。それもアフリカ人の先生なので、生徒のプレゼンに対し、的確なコメントがもらえます。多分・・・。アメリカ人の先生でも、アメリカについてプレゼンした時、的確なコメントをもらえない事があるので、つまるところ先生の資質ですね。





クラスは17人と盛況。でも、年齢層は・・・というと、たぶん平均年齢65歳と言うところか。日本人はステキですね。いつまでも勉学心を忘れませんね。というか・・・、やることが無いと言うか・・・、もちろんわたしも含めて。皆さん元気です。



だから、何年後かには60歳以上の人が50%以上と言っておどかされても、大丈夫ですよ。みんな元気なんだから。一昔前の、70歳、80歳ではないいんだから。政府も70歳まで働けと言っているでしょ。





たぶん、何十年後かには人口が半分になって、快適な日常生活を送れるようになりますよ。





次回は、わたしもプレゼンの順番が回ってきます。こんなことを考えてみました。





��SSBプロジェクト>



数年前このプロジェクトを知った時は冗談かと思った。SSBプロジェクト…すなわち、the Sahara Solar Breeder Project である。しかし、あきらかに実在するこのプロジェクトの内容は、サハラ砂漠の砂からソーラパネルを作り電気を生みだして都市に供給すること。さらに、全世界の電気需要にも応えられるように推進していくこと。このプランは2008年に立ちあげられたが、日本とアルジェリアの大学の共同プロジェクトがベースとなっている(the University of Tokyo, the University of Science and Technology of Oran)。





このSSBプロジェクトは、三つの計画を含んでいる。ひとつは、サハラ砂漠にソーラパネルを引きつめること。ふたつ目は、そのソーラパネルをサハラ砂漠の砂から作り出すこと。三番目は、ソーラパネルで生みだした電気を効率よく都市に供給する為の超電導ケーブルの開発である。



サハラ砂漠はほぼアメリカ合衆国と同じ面積を持ち、アルジェリア国土の約86%を覆っている。しかしそこは人々が住めない空間。そこからソーラパネルにより電力を手に入れるのは合理的な手段と思われる。アルジェリアでは国家エネルギー政策としてThree Ss(Solar, Sand, Space) 計画と名付けている。

��010年8月、アルジェリア、the University of Science and Technology of Oran とJICAがa Sahara Solar Energy Research Center の設置の同意書にサインし、研究サイトがthe University of Saida に置かれる事になった。そこは、アルジェリアのサハラ砂漠への入口として知られている。



高純度のシリコンから作るソーラパネルはコストが高い。従って、プロジェクトはシリカを多く含むサハラの砂を使う事を目指している。よって、このプロジェクトは太陽電池によるシリコン製造工場の建設を含んでいる。砂漠の砂からのシリカを精製し、シリコンを得る。いったん、そのシリコンで作られたソーラパネルが稼働を始めたら、その余剰エネルギーでまたシリコン製造工場を建設する。つまり、大規模システムが出来上がるまで、進化し続けるということである。この作業はまだ実験的検査段階である。



超電導ケーブル(high-Tc Superconductor)の開発。電気を長いケーブルを通して供給する場合、抵抗により電気量が減少していく。その減少を最小限に抑えるために考え出されたのが、この超電導ケーブルである。送電ロスを克服する為には、ケーブルを冷やす必要がある。このために液体窒素を使う実験が進められている。

超電導ケーブルについては、中部大学で200mの直流電導送電のケーブルを建設し実験を行っている。現在、電気抵抗ゼロで、毎分1200アンペアの電気を流すことに成功している。





批判:

同じようなプロジェクトを推し進めている the Desertec Foundation は、このプロジェクトに対し、コメントを出している。

砂漠の砂からシリコンを精製するには、砂嵐などの砂漠の自然環境を克服しなければならないだろう。また、超電導ケーブルについては、ほんとにこの技術が必要かは疑わしい。今までのケーブルで遠方に電気を送ることは可能である。実際、超電導ケーブルを使わないで送電をしているプロジェクトは世界中に存在している。



SSBプロジェクトが2050年までに、全世界の必要電力の50%をこの計画から産出するとしているが、Desertec Foundationは、2050年までに、砂漠からのソーラパネルや超電導ケーブルを使わないで、ヨーロッパの消費電力の15%をカバーする計画を立てている。





東京大学のコイヌマ教授は、この批評に反対を表明しているが、加えてプロジェクトのもうひとつの目的を語っている。「このプロジェクトは単に発展途上国に高度な技術をもたらすのではなく、研究開発段階から新興国の科学者、技術者との親交をはかり、育成することも目的である。」



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