2013年8月13日火曜日

ジョン・アーヴィング





だいたいはアマゾンで本を買っています。いつも、2~3冊注文します。が、読むのは1~2冊。ということは、いつも結局1冊は読まない本が残っていくということです。



我家には読んでいない本がいっぱいあるのですが、「本を読む」ということにもタイミングがあるらしく、「読んでないから読む」という事にはなかなかなりません。で、何を読もうかな~~~と本棚を探っていると、4~5年前買った『A PRAYER FOR OWEN MEANY』を見つけました。John Irvingの書いたものです。買った時も、少々は読んだのですが、さっぱり理解できず放りっぱなしにしていたのでした。



今回読み出したら、おもしろくて読み続けています(まだ途中です)。わたしの英語理解力も少々進化したのかなと、悦に入っています。もうひとつは、キリスト教のことも少々探っていたので、理解力ができたのかもしれません。



ジョン・アーヴィングの本は、デビュー作の『ガープの世界』から読んでいます。かなりの衝撃を受けました。次に映画化もされた『ホテル・ニューハンプシャー』(ジョディー・フォスター主演)。あと2~3冊読みましたが、『ガープの世界』ほどの衝撃は受けません。



アーヴィングの小説は、あっけらかんと突然人が死にます。それもその小説で重要な位置を占める登場人物になるのだろうなと思われる人がです。現実世界では、人は理由なく死にます。つまり死ななければいけない時に死ぬといったような事はありません。小説の世界ではそうですが。だから、アーヴィングの小説で人が死ぬ時、なんだか眩暈を感じてしまいます。異次元の世界に引っ張り込まれたようで。



それが彼のやり方のようです(アーヴィング研究をしているわけではないので大きいことは言えないが)。大きな存在であるそんな人物が突然死んで、人はそれにどのように折り合いをつけていくのかという事。それが小説らしく、少々奇妙な方法ですから引きこまれてしまうのでしょう。そんなところで・・・、まだ、読み進んでいる途中です。









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