ちょっと古い話で恐縮ですが、何故わたしはイギリスに行ったのか?
その時、ちょうど頭に来ることがあって「どこかに行っちまおー。」と思ったのでした。イギリスなんて全然行く気はありませんでした。だいたい彼らは世界のご主人様といった体。(批判されるのは覚悟の上。)彼らは大抵やさしくて親切だけど、それは召使に親切なのと同じこと。それで以前に行ったマルタにもう一度行こうと思ってネットで調べていたらたまたまイギリスの学校の案内のところで引っ掛かってしまったのです。そこにはこう書いてありました。
「学校の勉強が終わってから近くのパブでビールを飲むのも楽しい。仲間や先生と一緒に楽しいひと時を過ごしましょう。」
��h!ビールか。ギネスか。パブか。と言うわけでイギリスに行ってしまったのでした。行ったのはマーゲイトというロンドンの南の方の海辺の小さな町です。ロンドンへは電車で1時間ぐらい。6月でした。そうでした、サッカーのW杯がイギリスであった時です。
目論見通り金曜日の夕方には皆でパブへ。先生が言うには、「W杯で皆ナーバスになっているからなるべくパブには近づかないように。特にブラジル人に見えるスペイン人やイタリア人は。」と。でも皆若いから(20歳前後)行っちゃう訳です。
その時は、スペイン人3人、イタリア人1人、ドイツ人2人、フランス人3人、韓国人2人、台湾人2人、そしてJとわたしです。案の定イギリスの若いやつに絡まれてドイツ人いるか~~~、韓国人いるか~~~(その時韓国は強かった)、日本人は~~~とか、大声で言われました。わたしは黙っていましたが、ドイツ人の女の子なんかは怒鳴り返していました。2回ほど皆で一緒にパブに行きましたが、Jと話したところ、あんな若いやつらと行ったって面白くないよという結論に達し、二人で行こう、ナンパしよう、もちろん英語の勉強のために、ということに。
そして行きました、ふたりで、ある日。Jがゲット。彼は面白そうな人だったけどあとの奴らはなんだか胡散臭い雰囲気。一人はメチャ変。あと二人はいとこ同士と言ったがなんだかホモっぽい。わたしはもう2~3日で日本に戻る予定だったので傍観していましたが、Jは彼と次の金曜日に会う約束をした様子。携帯の番号を交換したみたいでした。
わたしは日本に帰りましたが、その後のことをJにメールできいたところ・・・
「もちろん、電話したよ。でも返事ないね。2回ぐらいしたけど無し。だからメールしたよ。でもなしね。やな男だよ。だから最後にメールしてやったよ。“FUCK YOU!!!”ってね。」
おもしろい中国人でしょ。
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