今日はとても良い天気だった。今までずっと雨が降り続いていたので久しぶりの良い天気。わたしはいつも最悪8:30am には起きなければならないと思っている。まっとうな人間として。しかし今朝起きたらすでに9時だった。
目が覚めるとすぐに冷蔵庫にいって中を覗いた。わたしが思っていたようにミルクはなかった。きのう使い果たしてしまったという記憶はある。ミルクはどうしても必要だ。先日インスタントコーヒーを買ったのだが、それがとてもまずかったのでミルクを入れなければ飲むことができない。他のインスタントコーヒーは初めから砂糖とミルクが入っているので買う気がしない。
このアパートの1階にあるコンビニに買いにいけばいいかと思った。
でも今日はまれにみるいい天気だ。わたしはちょっと歩いてみてもいいかなと思った。「そうだ、ローソンに行こう。」わたしの部屋から見える公園の端にたしかローソンがあったはず。そしてその隣には確かにサンドウィッチと書かれた看板の店があったはず。
そのコンビニに向かったが、近づいていくと、そのコンビニはローソンではないことがわかった。それでもわたしのアパートの1階にあるコンビニよりは大きくて、たくさんの物を売っていた。海苔巻とかトリノあし。これは日本でわたし達が買うモモの部分を意味するのではなく、ほんとにアシそのもの。爪のあるところ。そしてピータン等等。いろいろ見てまわったが、結局は必要なミルクといつも見るとついつい買ってしまうピスタチオを買った。
次に、次の目的である隣の「サンドイッチ」という看板のある店に行ってみた。
・・・サンドイッチはなかった。
つまりその店ではサンドイッチを売っていなかったのだ。パンがあるだけ。サンドイッチという名前のパン屋さんだったのだ。パンを買うしかなかった。
帰る道々、わたしは何度目か(?)、中国を呪った。
わたしの胃袋をどうしてくれる。サンドイッチを期待していたわたしの体はすでにそれを消化するための準備を始めていたのだ。ハムサンドイッチ、エッグサンドイッチ、ミックスサンドイッチ、それらをわたしの体は求めていたのだ。すでに出かかっている唾液や胃の消化液をどうしてくれる。
帰る道々わたしはそれらをなだめにかかった。サンドイッチを消化することはあきらめるようにと。
家に着いた。すぐインスタントコーヒーをつくった。そしてミルクを注いで一口飲んだ。安堵感。そして「サンドイッチ」という名のパン屋さんで買ったパンを食べることにした。それは、とても、とても、美味しかった。ほんとに。ミルクと卵がたっぷりはいっているようで、ふわふわしたケーキのスポンジのようなパンだった。
食べていると、口の中で何かガリッという音がした。異物だ。だが、わたしは噛みつづけた。そしてそれを噛み砕いて飲み込んだ。「どうせ、卵の殻でしょ。」わたしは自分自身にそうつぶやいてみた。
ここ上海では、すべての物が美しく、ゴージャスでモダン……。でも何かがおかしい。このふわふわしたとてもおいしいパンの中の卵の殻のように。
わたしは、アル(日本にいるアメリカ人)にメールした。
Fuck the People\'s Republic of China!!!!!!!!
返事は、
na(わたしの名前) wrote, “Fuck the People’s Republic of China!” and I wrote, “AMEN!”
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