2013年8月13日火曜日

プロモーション・テスト(続き)

そのテストはいい加減なもので、ひとり学校の廊下の隅に連れて行かれ、ここでやれ、と。テスト用紙を渡されて、時間はどのくらいなのでしょうかと聞くと、これも up tp you と言われる。もちろん、廊下の隅とは言え机も椅子もある。でも少々薄暗い。ジェニファーがスタンドライトを点けるかと言うので、お願いしますと。



��0分ぐらい後ジェニファーが現われ、Are you OK? と聞く。わたしは、I'm OK. と答えたものの、昨夜の寝不足と下痢のせいでフラフラ。しかし、テスト事態は思ったよりも簡単で・・・、が、この「できた」という感覚は案外曲者なので、慎重に、慎重にと自分に言い聞かせる。45分後にまたジェニファーが登場。終了時間も 「up to you」なのだが、いくら考えてもこれ以上答は出てこないようなので、もうあきらめてこれでテスト終了という事にした。



ジェニファーはわたしの解答用紙を持って教室に帰る。わたしはそのあとをついて行く。すると、ジェニファーは他の生徒の前でわたしのテストの採点をし始めた。生徒たちはお互いにしゃべっていて無秩序状態。わたしはもう疲労困憊で彼女の無駄な授業から逃れられて嬉しいが、他の生徒はかわいそう。でも、彼らは全然気にしていないように見えた。



それにしても、他の生徒の前で採点するなんて・・・おかしい。今までそんなことはなかったのに。わたしのおばあちゃん曰く、「人を毛嫌いしてはいけませんよ。ちゃんとその人にそのことはわかってしまいますよ。そして、その人もあなたを毛嫌いしますよ。」と。 幼い時の教訓。いつも戒めているが、ジェニファーに出ちゃったのね。彼女はわざとそうしているとしか思えない。



ジェニファーは採点途中で「** might be leaving......」と言う。わたしも先生の採点する手元を眺めていたのだが、チェックする数が少ないので、これは大丈夫かもと言う気が・・・。最後に、ジェニファーが、you can leave. Hey! という訳で、生徒みんな拍手してくれた。150点満点のところ135点だった。ひじょ~~~に嬉しかった。長年の Upper Intermediate クラスからこれでお別れできる。アドバーンスクラスに行けると。ハイカ(生徒の一人)などは、その点なら Upper Advanced Class にでも行けると言ってくれた。







アパートに帰ってもうクタクタ。でも少しは何か食べなくてはと、ヨーグルトと少しパンをかじる。そして無理しないでおこうと考えてもう寝ることにした。この日は、アンナとイリーナが夜映画を見に行こうと誘ってくれていたのだが、やめておいた。やめておいて正解。彼女たちは映画が終わって素直に戻って来るわけはなく、夜中に帰宅した模様。おかげでわたしはぐっすり眠れたのだが。

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