2013年8月13日火曜日

前回の補足



「完全な適応が生じれば進化は終わる。全能の生物が生まれれば、その生物しかいなくなるからだ。」  



  ・・・についての補足です。





地球上の生物は、ただ一回の生命の誕生で始まった。それは地球上の生物はすべて同じ体内構成でできていることから証明されている。その一つの生命が、さまざまな環境に遭遇する事によって数百万種類の生き物に枝分かれしてきたのだ。



つまり、その時々の環境にベストな適応ができるように進化してきたという事。だから、どんな環境にも適応できる最強の生物が生まれるとそれ以上に進化する必要がなくなるので進化が終焉すると言う意味。



人類は懸命に自然を支配しようと努力し続け、どんな環境にも対応できる機器を人工的に作り出してきた。環境への適応度を増しつつあると言える。また自分のDNAをより多く残すという点においても、自然繁殖ではない道を進み始めるとともに、究極的に自分自身を作りだすというクローン研究も始まっている。



この著者は「神」は生まれないと書いているが、この先人類がどうなっていくのか興味深い。















0 件のコメント:

コメントを投稿