��003年、上海に来た時は単なる3週間の観光の予定でした。それが紆余曲折あって今に至っています。未だにわたしは何故上海にいるのかわかりません。時たま真夜中に
Why am I here in Shanghai NOOOOOWWW???
と叫んでいます。
といったような話はまたの機会にして、豫園の話をしたいと思います。
豫園は上海の観光地の一つであるとともに大問屋街。いろいろなものが凄く安く売られている。観光スッポトでもあるのでもちろんいろんな国からの観光客もいるし、日本人の観光客もいる。つまりわたしが言いたいのは、物には値札がついているが値段は交渉しだいでどうあがいても中国人が買うより安くは買えないということ。
時々、Jとわたしはそこに買い物にいく。仕事のための材料とかの仕入れのため。でも、自分たちのものを買うこともある。Jはわたしに「ほしいものあるか?」、「これいるか?」とか聞いて、「いくらなら買うか?」と尋ねる。わたしが幾ら幾らならと言うと、彼女は交渉開始。聞いていると怒鳴りあっているみたいだけど、時々大爆笑とか笑いあったりしているのでケンカしている訳ではないのだと想像できる。時々売り手の方がわたしの方を見て、アメリカ人ならウィンクするところだけどそんな感じで「こいつには参ったね。」といった感じ。値段がうまく下がらないと帰る振りをする。そうすると相手は引き止める。たまに引止めないこともあるが、Jは「引き止めなかたね。同じものどこでも売てるよ。」と平気。
そんな中でわたしたち一芝居打ったことが・・・
いつものようにJは「ほしいものあるか?」と聞く。「あるある、これ。」と言うと、「これ300元(1元、約14円)と言ってるね。わたしこんな陶器の置物の値段わからないね。」と言う。わたしは300元なら現金で払えないからいいよ。カードで買えないでしょ。売り手は幾らなら買うかと言ってくる。Jは中国語で交渉。多分こんな感じ。
��:お金ないよ。カードでなら買えるけどだめでしょう。
売り手:いくら持ってるんだ。
��:100元。
売り手:嘘だろう。
��:嘘じゃないよ。(ポケットをひっくり返して見せる)
人が寄ってくる。5~6人の人が見ている。こちらの人は好奇心旺盛。何かあると人だかりができる。Jはわたしに日本語でいくら出せると聞く。200元ならと言うと、わたしは100元と言っているからお金見せるなと言う。そしてまた交渉開始。
��:日本人100元しか現金持ってないと言っているよ。
売り手:OK。それでいいよ。
売り手(女):(怒って)100元で売るなら、足りない分20元自分で払えよ。
これは男の人の売り手に向かって言っているのだが、大抵、男の方が根負けして安く売ってくれる。女の人はきびしい。Jはかわいそうだからあと20元出してといって120元出して買った。
わたしたちはうまくいったと思って笑い出しそうだったけど、Jが「笑うなよ。」と。わたしたちは笑いをこらえて大急ぎでその場をはなれた。
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