2022年2月23日水曜日

今日の新聞広告



 今日の新聞の書籍の広告です。新聞を読む楽しみのひとつが本の広告です。まあ、本屋さんに行く代わりですかねえ。


今回は3冊。


今村翔吾『イクサガミ』

道尾秀介『カエルの小指』

嗣人『夜行堂奇譚』



アマゾンで検索したところ、『イクサガミ』は面白そう。わたしは、明治の初めの頃の武士に興味があるからです。「滅びゆく侍たちの、最後の戦いが始まるーーー」と、広告にあります。


二つ目の『カエルの小指』は、『カラスの親指』の続編らしいです。こちらを読んでから読む方が良いと、アマゾンの書評にありました。この時の詐欺師が15年後に集まって、訳あり中学生の窮地を救うために再結成。詐欺師ミステリーのようです。ーーー詐欺師にあまり興味ないからなあ~~~。


3つ目は、ミステリーではなく、ホラー・ファンタジーのようです。SNSで話題だったのが、書籍化されたとか。わたしの好きなジャンルであることと、登場人物が癖のある人々のようで、興味をそそられます。が、ちょとお値段が高め。


購入するなら、一冊目と三冊目です。今、考慮中。。。




2022年2月10日木曜日

『虚ろなる十月の夜に』ーーー読めました。

 



『虚ろなる十月の夜に』

 

 神話体系クトゥルーを継承していますが、ホラー・ファンタジーです。語り部は犬となっております。

語り部の犬は、切り裂きジャックの相棒。その他、魔女のジルとその相棒のキャット。等々、それぞれの特異な人物にそれぞれの特異な動物の相棒と、この物語を盛り上げます。そして、「暗闇から忍び出るもの」――。


荒唐無稽なホラー、ファンタジーです。「この馬鹿々々しさをちゃんとした読み物にしているものは何か。」と、考えてしまいました。先ずは、やはり「クトゥルー神話」でしょう。

 

一人の作家によって創り上げられた神話体系が、ひとつには、この物語を支えているのでは。私自身、この神話を追い続けているので、話に深さを増しているような感じです。そして、他の作家たちが、ひとつひとつ話を積み重ねていきます。未だに、クトゥルー神話は進化しているのです。



 


次に、語り部が犬だということ。相棒の切り裂きジャックとタッグを組んで、「暗闇から忍び出るもの」を「阻止するか手助けするか」の「ゲーム」に参加しています。その他特異なキャラクター満載。

 

しかしながら、これらの主演級のキャラクターは前面には出て来ません。物語を進めていくのは、それぞれの相棒の小動物。猫、蛇、蝙蝠、ネズミ、梟等々。彼等の友情、反撥、騙し合い……。そして、ここには、人間の関与が皆無です。超怪物の人造人間を生み出したフランケンシュタイン博士は人間でしょうが。あとは、ドラキュラ伯爵、魔女、人狼。

 

唯一、人間として前面に出てくるのは、あの名探偵シャーロックホームズ。登場人物が切り裂きジャックとかドラキュラ伯爵などなどですから、その辺に死体とか血を吸われた人がゴロゴロ出てくるわけです。そこで一応人間界の警察は調査をする訳です。その辺りが名探偵登場の理由です。

 

彼は、唯一人間で、この辺りで起きている異様な出来事を理解する人物。クライマックスでも活躍しますよ。

 

 

「読ませる」のは、人間ではなく、相棒の動物同士の心の触れ合い、フランケンシュタインの創り出した人造人間の愛らしいキャラ、そして、「ゲーム」の参加者ではない大きな灰色の人狼の暖かさでしょうか。

 

なんか、ホラーだけど、キュンとしました。

 



2022年2月4日金曜日

今日の『折々のことば』


 

2月3日の『折々のことば』です。


人間はその数だけ、それぞれ、その姿のまま誇らしくなければならないんだ。

                           ーーー 岡本太郎


解説;


順位に関係なく「独り、誇り高くそびえ立っている人間」こそ頼もしい。そう、人間など無視し、孤高の運命を両翼に漲らせて跳ぶ鷹のように。この喜びを「開発し、自覚させる」のが教育の目的だと前衛芸術家は言う。成績は悪くても人間的には誰にも負けなていないと言う人がいたら、をれもまだ順位に囚われている。『太郎に訊け!岡本太郎流爆発人生相談』から。




その通りと思います。常々「ヒトは存在しているだけで意義がある。」と思っていますから。ここで、自らの解説を加えると、自分が何に「順番を付けている」のかが露見しそうなので、やめときます。


ひとつだけ言えそうなのは、「人は共産で共生」が正しい道なのではないかということ。しかしながら、また「孤高」でいなければならない。共生しながら自分を確立している事。難しいなあ。





2022年2月1日火曜日

今日の一冊 『虚ろなる十月の夜に』


 コロナ禍で、棋院に行くのを少々控えています。家にいて、碁の研究ばかりしていられないので、適当な本を探しています。


『虚ろなる十月の夜に』は、少し前に買いましたが、読めていませんでした。実際には、10頁ほどは読みましたが、時間がなくて、そのままに。と言うことで、面白そうなことはわかっていたので、この機会にと。


内容の感想は後ほどUPします。今日は、この本を買った経緯を。。。


いつものように新聞の書評欄で見ました。それ曰く、


「ゼラズニーの27年ぶりの邦訳、しかも架空の神話体系クトゥルーが下敷き、登場人物はあの伯爵にあの博士、あの名探偵、あの連続殺人犯、そして語り部は犬。盆と暮と正月とハロウィーンとクリスマスがいっぺんに来たようなお祭り騒ぎ。一つでも引っかかった人にはぜひ。」




はい、全部引っ掛かりましたあ~。一番は、クトゥルー神話体系。ご存知あのラヴクラフトの大いなる世界。その後を受け継いで様々な作家がクトゥルー神話を盛り上げています。もちろん、日本の作家たちも。なつかし~い。


語り部の犬は、切り裂きジャックの相棒。その他、魔女のジルとその相棒のキャット。等々、それぞれの特異な人物にそれぞれの特異な動物の相棒が、この物語を盛り上げます。そして、「暗闇から忍び出るもの」のこの世への侵入を妨げることは出来るのでしょうか~~~。


続きは、後日。