という訳で、いろいろあってわたしたちは40・50プロジェクトに参加できることになりました。参加できることにはなりましたが、問題はまだ山積みです。
先ず、40・50プロジェクト・アセンブリーがあります。地区毎のものと全体的なもの。地区はわたしたちが登録した地区です。わたしたちの会社を登録してくれた会社はそんなにたいした会社ではなかったようで地区のアセンブリーは辺鄙な場所でした。でも全体的のものはすごい規模です。わたしたち会社はだいたい畳1畳ほどの場所を与えられて、そこに机一つもらえます。あとは自分たちでパネルとか冊子とかその他宣伝資料などを用意し、待っています。一番最初の大会はサッカー競技場に100社以上集まりました。
��曰く、
「チンさんが今度の大会は年度初頭の全体的なものなので、人もいっぱい来ると言ってる。日本人、大丈夫かって。中国人すごいよ。テーブルの上のもの何でも持っていくよ。変な人もいっぱい来るよ。だから先生びっくりしないでね。」
確かにびっくりした。
見本のアクセサリーとか見本の本とか机の上に置いてあったのだが、黙っていたら持っていきそうな勢い。Jがアクセサリーは台にしっかり固定して蓋もしっかりしておかなければいけないと言っていたが、わたしはそこまでする必要ないでしょうと思っていた。―――する必要はたしかにあった。
わたしたち2人ではとても無理だと言うことで、3~4人の人が手伝いに来てくれた。例の如く1~2回しか会ったことのない人たち。一人はJの甥だから例外。Jの夫の兄の息子なのでJの夫が普段からよく面倒をみているらしく、なにかあると手伝ってくれる。コンピュータ関係もなにか不都合があるとすぐ彼が飛んで来てくれる。わたしが日本語でPCを使えるのも彼のおかげ。また一人はわたしたちが雑誌に出した広告を見てTVで宣伝してくれと営業に来たTV広告マン。Jとわたしは彼のことをTVマンと呼んでいる。わたしたちはお金がないから広告出せないよと言っているのに何故かいつも手伝ってくれる。また一人は銀粘土を習いに来てくれた生徒。それも1回来ただけ。彼女はわたしに対してとても親切。いろいろお世話をしてくれる。もう一人は、わたしたちがホームページを作ってもらった会社の製作マン。とても若い男の子。もちろん、みんな無料奉仕。お昼代は会の運営費からでるらしい。チケットを人数分もらえた。
そして、何よりも驚くのが、彼らは全然と言っていいほど銀粘土については何も知らないのに来た人々に堂々と説明していることだ。まッコト信じがたい。客も客で、口角泡を飛ばし議論をふっかけてくる。この場所で興味がありそうな人たちの住所等連絡先を聞いて、あとでその人たちを集めて実際の説明会を開くのだが、この議論を吹っかけてきた人たちも素直に住所を書いて説明会に来るから驚きだ。
「なんで、あの人たち文句言っといてあとの説明会に来るの?」
「まッ、ひまなんだね。何か言いたいんだね。」
ほお~~~んと、無口な中国人になんて会ったためしがない。
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