2013年8月13日火曜日

上海上陸なのだ!

2003年の夏に上海に3週間の観光旅行に行った訳でありますが、その時Jは毎朝ホテルまで迎えにきてくれて好きなところに連れて行ってくれました。その他クルーの船上で1泊するという旅にも出ました。海水浴です。ホテルで1泊、往復の船中で1泊ずつです。その小旅行にはJと息子のトニー、Jの友達とその息子・中学生、それからJの以前務めていた時の同僚とその息子・高校生も一緒でした。全部で7人です。その珍道中の話もしたいのですが今回はなぜ上海に居座ってしまったかというお話。



��はその時の友達と共同で会社を経営していたのです。といっても、Jは20%。友達の王さんが実質上の社長でした。その時は中国の「会社」というものがどういうものかしらなかったので、すごいな~と単純に思っていました。Jにわたしは上海に行く前からわたしの仕事の(シルバージュエリー、デザイン、制作販売、講師など)話を王さんにもしてくれるよう頼まれていました。



王さんが待っていました。もう凄い歓待ぶり。しばらくしてから王さんはオモムロニ言いました。「あしたから生徒が3人来るから教えてください。その人たちジュエリーの作り方学んで来月お店を出します。」わたし、「えっーーー???????」。わたしはJに頼まれていたのでデモンストレーションぐらいしようかと思って道具とかは持っていました。でも、何それ!です。でもJにはお世話になったので1週間くらい教えてあげようかという気になってしまったのです。後でJに彼女も生徒が来るということ知っていたのかと問いただすと、彼女は全然知らなかったと言います。その時は彼女の言葉を信じましたが今思うとどうかな~~~。



とにかく、彼等に少し教えました。男の子2人と女の子。ひとりの男の子は大学を卒業したばかり、あとふたりは大学生。でも4年生なのでもうあまり学校に行かなくていいから大丈夫とのこと。わたしはもう帰る日が来るのでどうするんだろうと思っていたら、王さんは、「彼等(女の子は王さんの姪でした)はまだ学ばなければいけないしお店の相談もあるのでまたすぐ来てください。」と言います。つまり王さんとJはわたしといっしょに仕事をしたいらしいのです。条件とかいろいろ提示されました。その時は中国人の実態を全然知らなかったので「それも面白いかな。」と思ってしまって。



その時点では、ホテル代と航空券代と食事代そして報酬は歩合ということでしたが、Jが王さんには内緒で「歩合は変ね。仕事あるかわからないよ。生徒の授業料だけはもらった方がいいよ。」と教えてくれました。それでホテル代、航空券代、昼食代、授業料だけは確保してあとは日本で考えてくるということにしていったん日本に帰って10日後にまた上海に来ることにしました。その時は住むところもちゃんと用意しておくと言う約束で。



それで9月初めに再び上海に降り立ったわけです。今までの話を読んで頂けた方はわたしとJが会社を持っているはずではと、お思いかもしれませんが、その通り。この話はこれで終わるはずはないのでした~~~~~~~。



次回に続く。



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