2013年8月13日火曜日

上海の英会話教室・・・・・雑感その1

上海にいるわたしの友達のうち二人は日本語教師である。一人は中国人の日本語教師。もう一人は日本人の日本語教師。ふたりとも同じ日本語会話教室の先生だ。その学校はそのフロントに等身大の経営者のイラスト(まんが?)の人物看板がある。なんとそれは永漢氏。



えッ、永漢って脱税して日本で捕まらなかったっけ?不起訴になったんだっけ?



まッ、そんなことはどうでも良いんですが、その学校のスタッフの一人が英会話学校を始めました。台湾の人。それで友達がその学校に入ってくれって。安くするように交渉するからって。わたしも英語を使わないとどんどん忘れていくので行ってみようかな~~~と。3ヶ月コースでだいぶ安くしてくれました。週2回、1回90分。



その学校の売物のひとつは「先生は全員ネイティヴです」・・・だったんですが、入ってみると、なるほど国籍はアメリカだが南米なまりのアメリカ人、オランダ人、アフリカの人。もちろん、アフリカ(どの国かわからないだめなわたしですが)の方はネイティヴでしょう。そして、その他、なんだか英語がしゃべれるだけで先生になった様な人たちでした。



生徒はまだできたばかりだったので、わたし一人だけだったり、2人、せいぜい3人でした(昼間の教室に行ったので)。ここで初めてシャイな中国人に会いました。彼らは全然発言しないの。先生の言うことを熱心に聴いている(当然か?)。わたしは、いつものように先生が変なこと言うと突っ込んでいます(あまり突っ込みすぎると反撃を喰らうので加減がむつかしい)。時間は自由に取れるのでよさそうな先生だけ選んで取ることにしました。



オランダ人の先生。彼はアメリカ人の先生に言わせると発音は完璧だということ。若い先生です。オランダ人ではあるけど他のヨーロッパ人の如くいろいろな国に住んでいたらしい。イスラエルとか中東。その人曰く、「僕も英語は学んだので、英語の勉強の仕方はよく教えられるよ。」と。とてもかっこいいけど、いつもは鼻毛が出てるの。ヨーロッパの女の人が無駄毛のお手入れはしないように、男の人も鼻毛のお手入れはしないと聞いた。ほんとかな~~~?



アフリカ人の先生。彼はとてもおしゃれ。いつもスタイリッシュ。これは上海では珍しい。日本で見る外国人はたいてい綺麗なかっこうをしているが、上海の外国人(西洋人)はたいていみすぼらしい安物っぽい服を着ている。日本では彼らは日本人に合わせて身だしなみに気を配っているが、ここでは、そんなことはない。私自身、上海では何を着ていても平気。いいもの着ていても汚れるだけだし、周りにそぐわない。彼は、お昼休みは家にタクシーで帰って家で食事をすると言っていた。一度、1対1の授業の時、いつものようにちょっとからかって遊んでいたら、”Don\'t play with me!” と言われた。でもその後、自分の家族のことを話す練習で、私が家族のことを話し、彼が家族のことを話したあと、彼は「夫のことは話さなかったね。」と言う。それでわたしも「それを言うなら、先生も父親のことは話さなかったじゃないか。」・・・彼は笑って「そうだね、僕の父親は死んだ。」と言った。母親は再婚してふたりはアメリカに住んでいるらしい。そしてアフリカにはその他大勢の母親と兄弟姉妹がいるらしい。彼は、「兄弟のうち何人かは自殺した。」と言っていた。深くは聞かなかったけど・・・

彼とは2~3回会ったが、すぐに辞めてどこかに行ってしまった。



今度は中国人の生徒について書きます。



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