2013年8月13日火曜日

事実は小説より○○

さて、上海浦東空港に降り立ちました。意気揚々と。新しい生活を思って。



いつものようにJが迎えに来てくれていました。「ニーハオ!」。「ニーハオ!」。でも、何だかJは元気がなさそう。心なしか顔が青い。



わたし、「どうしたの?元気ないね。」

��,「大変なことしちゃった。どうしよう・・・」



大変なことって言ったって、世の中大変なことはそんなには無いものだ。それで、どうしたのか聞いた。



��:迎えにきたけど早く着いちゃったので姉に携帯でメールしてた。姉はいつもワンさんの会社辞めて自分の仕事手伝ってて言ってる。(お姉さんは北京でお仕事をしていますが、時々出張で上海に来ます。そんな時Jはひまな時はお姉さんの運転手なんかをしています。)わたしもこの頃ワンさんとうまくいってないので姉にどうしようか相談しようと思って、ワンさんの会社やめてわたしたち(Jとわたし)二人で仕事したいと書いたよ。ワンさんの悪口も書いちゃったよ。そのメール間違えてワンさんに送っちゃたよ。



わたし:え~~~っ!それでどうなったの?



��:ワンさん、飛行機着いたら一緒にすぐ来いって言ってるよ。事務所で待ってるって。



わたし:アパートどうするの。契約どうするの。



��:そうよ~。大家さんと約束してるよ。すぐ行くことになってるよ。先ずはわたしの家にスーツケース運ぼう。



わたし:ふ~~~ん。



わたしたちはJの運転する車でJの家に向かったが、その間もわたしが借りることになっているアパートの大家さんからジャンジャン携帯に電話がかかる。まだ着かないか?まだ着かないか?と。Jは何のかんのと言い訳しながらワンさんとの話し合いがどうなるか分からないので引き伸ばしにかかっている。そしてわたしたちはワンさんとの話し合いに備えて打ち合わせ。



��が言うには、

ワンさんはわたしたちが勝手にアパート見つけたのも気に入らないよ。贅沢だって。でも会社に迷惑かけてないよ。会社が出す家賃の範囲で探したから。それからわたしたちが日本人の文化教室に教えに行くのも気に入らないみたい。ふたりで好きなことしてるって。ワンさんとわたしが前に話し合ったのは、ワンさんが色彩の仕事する。そしてわたしたちが銀粘土の仕事する。それで話しついてた。



ふたりで話していても埒が明かないので、荷物をJの家に置いてからワンさんに会いに行く決心をした。ワンさんからは何の連絡も無いのでどういう気でいるのかは皆目分からなかった。



いざ事務所へ。もう時間は夕方5時を過ぎていた。・・・・・・・・・・・続く。



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