2019年1月21日月曜日

昨日の続きです。。。


我々が(ノン・イングリッシュ・スピーカー)英語を学んでいるのは、ネイティブ・イングリッシュ・スピーカーのためではない、ということを、言うのを忘れていました。

だいたい、人々の間で英語が話されるのは、英語が母国語ではない人々同士の方が、英語が母国語である人同士より多いという統計があります。そして、英語を話している人口は世界で一番多いわけではなく、ご存知の通り、中国語が一番。そして、スペイン語か英語。統計により違う。

つまり、英語は世界共通言語として、今、機能しているという事です。しかしそれは、時代の局面によって変化するという事。SF小説では、中国語が世界言語になっていると言うものもあります。『未来世紀ブラジル』という映画がありました。もし、ブラジルが世界で強力な位置にある国になったなら、世界言語はポルトガル語ということか。

そして、英語に関しても、どこの英語がメインかという事は、世界における立場によって変わります。今、アメリカ英語が世界共通と日本では思われているかもしれませんが、アメリカ英語は、アジア主体です。ヨーロッパでは、今尚、ブリティッシュ・イングリッシュ。

いくらイギリスが落ち目でも、ヨーロッパはアメリカには追従しませんよ。経済的にはするかもしないが、文化的にはどうでしょうか。この伝で、カナダが主流国になればカナダ英語が主流になるという事。オーストラリアしかり。ニュージーランドしかり。フィリピンしかり。マレーシアしかり。南アフリカ共和国然り…、云々かんぬん。







だから、言いたいことは、英語が世界言語だというのなら、英語を統一してほしい。統一した英語を世界言語として普及してもらいたい。今、色々な国で英語を学ぶと、アメリカ人の先生は、イギリス英語を理解していないし、イギリス人の先生はアメリカ英語を理解していない。その他の国の英語圏の人は、その立場によってアメリカ英語かイギリス英語かを選んでいる。

彼等は、事実、理解しているかもしれない。が、認めない。可哀そうなのは、生徒です。そのはざまで、ある時はそれは英語ではないと言われ、ある時は正しいと言われる。

が、こんなこともこのご時世、お終いになるかもと、推測します。Internet of Things で、AIと何かの器機、そして自動翻訳が充実すれば、他言語など学ばなくてもよくなるかも。そして、その時が、英語が、学問として学ばれる時かもと。


そして、わたしは、英語を研究していますと言える時かもと。








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