2021年9月10日金曜日

ジャンポール・ベルモンドと朝日新聞


 


彼が亡くなって、朝日新聞では、3日連続の追悼記事を掲載している。フランの俳優だが、外国の俳優が亡くなって、これほど追悼記事が書かれるのは稀なことと思うが、どうでしょう。


ノーベル賞受賞級の作家とか、日本の作家では見たことはある。別役実とか安部公房氏等々。あとは、科学者とか政治家とかそんな類。




ジャンポール・ベルモンドはわたしの青春です。と言ってもリアルタイムではありませんが。当時は(40年くらい前)は、海外の書籍、映画などは、まあ5年は遅れて日本に入ってきていました。海外情報を得る知識がない限り、いくら頑張っても新情報に触れるには5年かかるということです。


しかし、わたしが彼に出会ったのは、リバイバルです。大学生時代にブームがありました。そして、そのブームに乗るのが「かっこいい事」でした。「きちがいピエロ」(今では差別用語)、「勝手にしやがれ」等々。ゴダールとの作品です。


その後には、商業映画にも多数主演し、アラン・ドロンとも共演。名実ともにフランスの大スターでした。


また、当時はヨーロッパ映画が多数日本でも上映されました。フランス映画、イタリア映画、ドイツ映画など。ゴダール、フェリーニ、ビスコンティなど……懐かしい~~~。


朝日新聞は、高校生くらいの時から読んでいます。朝日新聞を読んでいると言うと、「左よりだね。」とよく言われます。が、わたしは、政治問題でなく「文化面」がお気に入り。わたしの趣味によく合います。


書籍、映画、舞台、絵画の情報など、朝日新聞頼りでした。しかし、振り返って考えてみると、わたしが朝日新聞を選んだのか、朝日新聞がわたしを感化したのか?


大きな問題にぶち当たってしまいましたあ~~~。





0 件のコメント:

コメントを投稿