新聞のコラムです。
「もともと感情といったものが確固として存在しててそれを表現するというとらえ方をちょっと疑っています。」 ーーー納富信留
感情は言葉によって象られてはじめて感情となるが、そのとき同時に言葉とのずれも現れてくる。
言葉は自他の間で生成するもので、閉じた「考える私」から出発すると対話どころか「私」も成り立たない。
とのこと。
ここでは、「感情と言葉」というところから始まっていますが、わたしが常々思っていることは、言葉では何も表すことが出来ないということです。(思いっ切り矛盾しているとは知りつつ。。。)
言葉のないところでの「わたし」は存在するが、他者と対話するとき「わたし」は無くなってしまう。
言葉では、お互い理解できないということです。で、人は言葉を発明してから「人と人との関係性」は幻になってしまったと。人はお互いに同じ夢を追いかけているという幻想の上に社会を組み立てているのです。そうやって、人間社会を発展進化させて、危うい土台の上に壮大な建築物を作ってしまいました。
これからどうなっていくのでしょうか。
もうひとつ、
人類が滅亡しないと仮定して一億年~数億年先の未来の人類のために「何ができるか」という考察があると記事で読みました。
ステキな未来がありますように。。。
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