2023年1月8日日曜日

国書刊行会

 



国書刊行会が五十周年を迎えるそうです。国書刊行会の出版する本は好きです。装丁が魅力的なのと(素晴らしく美しい)、稀覯本が多いから。その分、お高いです。


ですから、わたしは数冊しか持っていません。まだ「稼ぎが」良かった頃に買った本に、『真ク・リトル・リトル神話体系』があります。全5巻です。昭和57年とありますので、給料の良い会社勤めの頃ですネ。


あとは、ボルヘスの『創造者』。世界幻想文学大系の中の一冊です。昭和54年に購入した模様。荒俣宏が編集に係わっています。


『現代ドイツ幻想短篇集G・マイリンク他』もありました。これは昭和50年に購入したようなので、まだ学生時代です。これも世界幻想文学大系の一冊です。



それからハードな時の流れがありまして、再び国書刊行会の本が買えるようになったのは、


『パウリ―ナの思い出に』アドルフォ・ビオイ=カサ―レス。「短編小説の快楽」の一冊です。2013年とありました。

『夢のウラド』は、スコットランドの幻想小説集です。2018年の発行です。


本棚を覗いてみたところ、持っている本はこんなところ。しかしいつも新聞広告の国書刊行会の本をチェックしております。欲しい本はたくさんありますが~~~高~~~いんです。


いつか買える日をと、切り抜いてあるのは、『澁澤龍彦・泉鏡花セレクション』全4巻です。一冊、8800円です。


<マニュエル伝>全3巻というのもあります。

J・R・R・トールキン『指輪物語』やマーヴィン・ピークの『ゴーメンガースト』を遥かに凌ぐ壮大なファンタジー!

衒学趣味と奇想に溢れた古典的名作にして稀代の奇書!!(ビックリマーク二つ付き)


というキャッチです。


あぶく銭が手に入ったら買いますよ!




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