2025年2月24日月曜日

また本を買ってしまった。



 

今は囲碁に沼ハマ状態であるから、本を買ってもすぐには読まないであろうと思うのに……買ってしまいました。


先日ようやく本を一冊読み終えて、しばらくは本は買うまいと思っていましたが、ついつい新聞の本の広告を見てーーー買ってしまいました。


『生成AI時代の言語論』と『おんなの女房』です。




『生成AI時代の言語論』は、言語学に非常に興味があるので「なんだこれは?」といった感じです。「生成AIから見えてくる、人間の言語の謎と本質!」というキャッチコピーで、好奇心満々です。


『おんなの女房』は、武家の娘が歌舞伎の女形役者に嫁ぎ、なぜ?という疑問に悩まされるお話のようです。江戸後期好き、歌舞伎好きのわたしは興味惹かれます。それから以前感想文をUPした『化け者心中』と同系本のようなので。。。

はあ~、同じ著者でした。


ちゃんと読めますように。





2025年2月22日土曜日

折々のことば  2月19日


新聞のコラムです。


「もともと感情といったものが確固として存在しててそれを表現するというとらえ方をちょっと疑っています。」  ーーー納富信留


感情は言葉によって象られてはじめて感情となるが、そのとき同時に言葉とのずれも現れてくる。

言葉は自他の間で生成するもので、閉じた「考える私」から出発すると対話どころか「私」も成り立たない。


とのこと。




ここでは、「感情と言葉」というところから始まっていますが、わたしが常々思っていることは、言葉では何も表すことが出来ないということです。(思いっ切り矛盾しているとは知りつつ。。。)


言葉のないところでの「わたし」は存在するが、他者と対話するとき「わたし」は無くなってしまう。


言葉では、お互い理解できないということです。で、人は言葉を発明してから「人と人との関係性」は幻になってしまったと。人はお互いに同じ夢を追いかけているという幻想の上に社会を組み立てているのです。そうやって、人間社会を発展進化させて、危うい土台の上に壮大な建築物を作ってしまいました。


これからどうなっていくのでしょうか。


もうひとつ、


人類が滅亡しないと仮定して一億年~数億年先の未来の人類のために「何ができるか」という考察があると記事で読みました。


ステキな未来がありますように。。。





2025年2月2日日曜日

新聞のコラムからの~


 

少々旧聞ですが、イチローさんが米野球殿堂入りを果たしたことに関して、こどもの詩を集めた本からの引用で「語っていた」コラムがありました。


打消しの漢字ーーー非・無・未・不ーーーの熟語は、あまり良い意味の言葉がない。非行、無理失理、未完成など。


コラムニストは、そうかもしれない。が、イチローさんは満票の投票から一歩足りなかったが、「やっぱり不完全であるというのはいいなって。生きていくうえで、不完全だから進もうと出来る。」というイチローさんの言葉を紹介していた。


無心で重ねる努力だけが不朽の記録を生み出す。イチローさんの殿堂入りは、未来を夢見る者へ、力強いメッセージになったことだろう。ーーーコラムの結論です。良い意味になる「無心」、「不朽」、「未来」を提示したわけ。




で、否定語は悪い意味の言葉を否定するとよい意味になるのだ、と考えた。


不惑とか。ちょっと思いつかないけど、感無量とか非武装地帯とか未使用とか不滅とか。


ちょっと面白いなと……、思ったところです。