なんて、たいそうなお題目です。この話は……、たぶん15年位前にUPしたと思います。英語の勉強中だったので、英文でUPしたかも。その後、『家族制度』という本の感想をUPした記憶もあります。
今回は、かる~~~く、と。
「女流棋士」という制度ができたのは1974年のことだ。ーーーという新聞コラムを読んで、思ったことです。
女性の棋士がなかなか排出されないことを受けて、女性だけの「土俵」を作ったというものです。ですから、女性棋士のリーグ、男性棋士のリーグがあるのではなく、男女のリーグと女性のリーグの二つがあります。
女性も初めから一般リーグに入ればよいのですが、それが難しい。で、今回女流棋士の編入試験の方法を新たにするとのこと。
そもそも社会の制度のほとんどが男性仕様になっているので、もともと女性には不利です。妊娠した女流棋士が体調不良で不戦敗にされたとかーーーのようなあ~。
このコラムの結論は、「本来将棋に男性も女性もない。邪魔しているのは、『何か』(『』はわたしが付けました)。」
そうです。制度です。そもそも制度とは何のためにあるのか。
それで、同性間では結婚できないという制度のことを考えてしまったわけ。「同性間の結婚を認める判決が出た。」とかの報道がありますが、ーーーなんで結婚しなければいけないの?と。
つまり、政府が結婚を制度化しているからです。基本的に結婚は個人の問題です。誰が認めても認めなくても、結婚はできます。
が、制度が認める結婚をしなければ、利益を享受できないということ。「家族」でなければ、享受できない利益です。税金、年金、社会保険、……面会権など。
一人一人の権利を認めてよ。マイナンバーも家族にではなく「個人」に授けられているのだから、一人一人を単位に福利厚生してよ~~~。




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