2025年9月25日木曜日

思いつくままに……


 

わたしは、人に会うのがとても苦手です。というか、人とお話をすると「思う」のが苦痛です。会ってしまえば、気ままに会話はできます。


が、会う「人と時間」が決まっていると、その何日か前から「シチュエーションから話すことから相手の返答から……」を想像して、繰り返し反復して、頭の中に渦巻いてしまいます。


そして、会った後もその人との会話がいちいち頭の中で繰り返されて、適宜に整理されて脳の定位置に収まるまで続きます。




今日の新聞記事でマインドワンダリングという言葉を知りました。「ぐるぐる思考」です。


何か課題に取り組んでいるときに、いつの間にかおかしなことを考えいたり、雑念が浮かんできたりして、だんだん気が重くなってくる症状のようです。なぜそうなるかわかっていませんでしたが、だんだん解明してきたとのことです。


非意図的なものと意図的なものがあり、非意図的なものは考えれば考えるほど不安になったり落ち込んだりします。意図的なものにはそのような傾向は見られないとか。


気になっていることをメモに書き出して、時間があるときに意図的に考えを巡らすと非意図的なマインドワンダリングの回数が減る効果がありとか。


マインドワンダリングをする人の方がクリエイティビリティーが高いという過去の研究もあるそうで、そこに一縷の望みを感じてしまいます。







2025年9月14日日曜日

最近刺さった言葉


 

「時間は、他の誰かと共有するなかではじめて、夢・幻でない現実として確実に流れ始めるのか。」


焚火の好きな父と火の前に坐っていたら、こんなことをできるのも最後かもしれないとの思いがこみ上げてきた。ーーーー、とのことです。


それは、……甘美な感触で、通り過ぎていく「いま」という時間が、戻ることのない一瞬の連続で、いとおしかった。ーーーー、とのことです。


年老いた父親との対峙によって、一瞬、一瞬の時間の流れが現実として捉えられたということですか。



わたしは、「時間」の概念が好きです。哲学的にも物理学的にも。この「他の誰かと共有することで時間が現実になる。」という言葉は、私の理解では、他者がいなければ時間は「無い」ということです。


誰とも会わない山奥とか無人島で暮らしていれば、時間は止まっているという事。「時間」というものが「いつ」できたのかと思うと、とても興味深いです。


わたしの好きな本に『ピダハン』があります。アマゾンの奥地の部族の名前です。彼らには時間がありません。従って自分の歳を数えることもありません。採集狩猟生活で時間にとらわれず気ままに暮らしています。


そこに研究取材に行った人類学者が、ピダハンに魅せられて自己のアイデンティティを失っていきます。


才能のないわたしは、このまま歳を数えて生きていくしかありませんがーーー。






2025年9月7日日曜日

最近のカタカナ英語事情

 


今までもカタカナ英語は、日本で氾濫していました。グローバル化とかエンターテイメントとかは「エンタメ」ともう普通の日本語です。


それで、


コロナの頃からテレビのニュースショウなどで、「バイアス」とか「エヴィデンス」とかが、普通に使われ始めました。ある解説者は、「日本語で偏見と証拠ですが日本語のニュアンスと少々違って、日本語では表現できないのでこう言います。」と言っていました。


そして最近では、アフォマティヴとかインセンティブとかも何の説明もなく使われ始めています。市井の人々には容易に理解しがたい単語です。



それで思ったんです。


漢文が日本語に入ってきたときもこんな感じだったんだろうかと。大化の改新の頃か???。


明治維新の時に日本に入ってきた西洋の単語を日本語に置き換えた人々は偉大だったと、以前UPしたことがあります。そのおかげで日本人は日本語でいろいろなことを語れるようになったと。他の国では、日常はその地域言語、学術的なことは英語を使うとか二分化しているところもあります。


しかしそれは間違いでした。気付きました。それは日本語に置き換えたのではなく、漢文に置換したのだと。その時日本が使用した単語を、後に中国でも使用するようになりましたから。



そんな訳で、


昨今のカタカナ事情も日本語にはないものを英語でカタカナで表現しているのかなあと。文句を言っているのではありません。これで日本語のボキャブラリーも増えて、より多くの事を庶民も表現できるようになるのかあ~と。


中国語を日本語に同化した時のように、普通の人々にも浸透するのは少し時間がかかるかも。しかし、SNS時代だから即カタカナだらけになるかもよ。







2025年9月1日月曜日

猛暑です。


 

日々の猛暑で、思ったんですが、


冬は、寒い時のお洒落なコートがあるんだから、夏も、猛暑用のオシャレなコートがあってもいいんじゃないの、と。


で、今日のニュースです。


オシャレな夏用のコートが売り出されたと。


防寒ならぬ、防暑でしょうか。さすが、企業はやるよネ!