みなさんはトイレに困ったことありますか。このBLOGの住人はいろんな国に住んでいる様子なので事情はさまざまだと思いますが・・・。
最初にこの上海にやってきた時、驚いたことのひとつはトイレです。来た当初は上海人の友達Jがいろいろなところに連れて行ってくれました。船で海に出て普陀山にも行きました。有名なお寺があるところなのですが海水浴場もあります。8月のことでした。先ず船中1泊、そして現地で1泊、帰りの船中で1泊という予定です。夕方に船に乗って朝普陀山に着くという工程です。その船の中のトイレの話です。
船は大きくてまあまあ設備も整っています。レストランなどもありました。部屋は2段ベッドが二つあり4人部屋でした。彼女たちが(合計7人の旅。女4人、子供3人)言うには「日本人いっしょだから良い部屋とったよ。」ということです。部屋にはトイレはなく、共同のトイレです。そこに洗面設備もあり朝、顔を洗ったり歯を磨いたりもできます。そして、当然のことながらわたしもトイレに行きました。
ドアを開けました。「ぎゃ~~~、」心の中で叫びました。それぞれの個室のドアが腰の高さまでしかないのです。個室の並んでいる側のほうが少し高くなっていたので中は見えはしませんでしたが。そして覚悟を決めてドアを開けて中に入ると、溝が1本。5個ぐらい個室がありましたが、もちろん個室通しの境の壁も腰ぐらいの高さです。だから前で「用を足している」人は丸見え。そして用を足した「もの」もその溝を順次流れてくると言うわけです。
First Thinking は、「どちらを向いてしようか?」でした。どちらを見られる方が恥ずかしくない???
「そうだ!一番隅の個室に入れば注意する方向は一方だけだ!」
そして、顔を見合わせるのはいやだな~~~、でした。
わたしは、あまり日本人か中国人かは判別できないのですが、彼らは判別できる様で隣りあわせで顔が合うと、目がまん丸になります。
というトイレでしたが、その溝は水洗で10秒ぐらい毎に水が流れています。だから清潔は清潔です。だからこんな造りで清潔なトイレってどこが作ったんだろうと、ちょっと興味が涌いて辺りを見回したら、「TOTO」と書いてありました。さすがだね~~~。
バリとかタイに行った時もトイレには少々問題ありでしたが、(バリの公衆トイレはドアなし。穴だけ。レストランのトイレはビチャビチャ。紙ではなく水で洗うから)行かないでおこうと思えば行かなくて済みますよね。でも船の中となると・・・。
それから普陀山でお寺巡りをした時トイレに行ったら、個室の間の間仕切りはありましたが、ドアは無し。そしてもちろん間仕切りは腰までの高さです。わたしが、「ドアがな~~~い~~~!」と叫ぶと、Jが「はい、はい。だれも見ませんよ。上海でもこないだまでそうだったよ。」とイナサレテしまいました。
それでもう一つ思い出したこと。
��とはイギリスの英会話学校で会ったのですが、先生の推薦の「イギリスの伝統料理」を食べさせてくれるレストランに行くことになりました。もうひとり日本人の若い女の子が一緒に行きたいと言うので3人で行くことに。その帰りのこと、3人でバスを待っている時バス停を間違えたらしく、いくら待ってもバスが来ません。あたりは真っ暗に(海に面した小さな田舎町でした)。そしてその女の子がトイレに行きたいと。いろいろあたりを探しましたがトイレ無し。そしたらJが「その辺でしなよ。わたし見張っていてあげるよ。」
結局、その子は道端でしたらしいのですが(わたしはバス停でバスが来るのを見張っている係りだったので見ていない。)、その時わたしは、Jは何て親切な人なのだろうと思ったのです。
何だ!彼女はそういう事に馴れていただけだったんだ~~~。
上海のトイレ事情についてはまた次回のお話・・・と言うことで。
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