2013年8月13日火曜日

ROADSIDE CROSSES

『ROADSIDE CROSSES』 読み終わりました。当然犯人はわかりましたが、ここで書く訳にはいきませんよね。それにJEFFERY DEAVER のものだから映画化されるかもしれないし。



前回も書きましたように、ところどころに日本の事が出てきます。たぶん内容がサイバースペースとリンクしているのでヴィデオゲーム先進国(?)である日本のことが俎上に上るんでしょうね。Hikikomori(withdrawal) という言葉も出てきました。しかし、このHikikomori はゲームにとり憑かれた人が実社会の生活から乖離しサイバースペースに籠るというような意味で使われています。意味の取り違いがあると思われます。つまり、実社会での人間関係に耐えられない人が引き籠り、自室から出てこられなくなりゲームに走るという構図ではないでしょうか。ベースは「どうしても自室から外に出られない人」です。「ゲーム中毒」とは別の問題だと思いますが。



なんでこんなことをクドクドと書いているかと言いますと、なんだかこの頃日本の事が世界で話題になりすぎるなと。それも、正確な情報に基づいて議論されているなら結構な事ですが、少しずつ誤解があって正しく日本が認識されていない状況にあるのではと感じています。



グローバル化、実際は世界の西欧化で西欧の価値観を最近富に押しつけられているような気がしているのですが、単なる僻みでしょうかね。最近のキーワードである「文化の植民地化」も気になるところです。



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